[ruby-dev:5701] Re: Bigfloat [compare to NaN]

けいじゅ＠日本ラショナルソフトウェアです.

In [ruby-dev :5619 ] the message: "[ruby-dev:5619] Re: Bigfloat
[compare to NaN] ", on Feb/24 19:08(JST) EGUCHI Osamu writes:

>えぐち＠エスアンドイー です。

>keiju> class Bigfloat(100) < Numeric
>keiju>   include Bigfloat
>keiju> end
>keiju> 
>keiju> ってイメージです. Bigfloatは抽象クラスっぽく扱いたいってことです.
>
>これ文法と型機構に、大^H改造を加えるって事ですね。

すいません. 話しがゴッチャになって, こっちは昔の案の話しです.

>keiju> >いまの私の Bigfloat に対するステータスは、
>keiju> >
>keiju> > + 可変精度に対応する
>keiju> > + 望ましいクラス表現／階層を模索する
>keiju> > + 負のゼロなど IEEE754 の挙動に準拠する
>keiju> > + 最終的には効率の為、Ｃの拡張モジュールにする
>keiju> >
>keiju> >あたりで足踏みです。^^;;;;;
>keiju> >
>keiju> >特に前二者は、想像以上に深い考えを要求している事に
>keiju> >最近やっと気づきました。
>keiju> 
>keiju> いや. そんなことないとおもいますよ.
>
>『Bigfloatは抽象クラスっぽく扱いたい』
>って文脈に乗せればと言う事ですね。

すいません. こっちは新しい案です. Bigfloatは具象クラスです(__;;;

>keiju> >固定精度で、後二者を実装するのは
>keiju> >力仕事で可能ですが、
>keiju> >
>keiju> >	Middiamfloat
>keiju> >	Largefloat
>keiju> >	Hugefloat
>keiju> >	Bigfloat
>keiju> >
>keiju> >とかの固定長浮動小数を山のようにこしらえても、
>keiju> >ぜんぜん意味がない事に、やっと気づいた今日この頃です。	
>keiju> 
>keiju> ですね. Bigfloatが1つあればそれで十分です. 
>keiju> っていうとごとけんさんが泣いちゃうかな??
>
>というか、配列と同じ文法をつかう案をさしているのですか？
>インスタンスが精度を持っていれば、あの議論の前提が
>崩れると思うのですが。
>（他のスレッドにもあった気がするな、、思い出せない）

ですね. こっちも新しい案です.

>keiju> でも, 幾つか条件がありまして
>keiju> 
>keiju> 1. Bigfloatは単一クラス
>keiju> 2. 精度はインスタンスが持つ
>keiju> 3. BASEは2(Floatとの変換誤差をなくす)
>keiju> 4. Bigfloatを組み込みクラスにする
>keiju> 5. 1.0000000000000000000000000000009, 
>keiju>    1e999とかいうリテラルはBigfloatにする.
>keiju> 
>keiju> などですかね. 4/5はRuby本体の問題になります.
>
>そこまで考えます？
>、、そうですね、

うーん. 5を実装するのに本体に手を入れなくてもOKなら平気だと思うんです
が. でも, ちゃんとしたBigfloatなら組み込まれていてもいいと思うんですけ
どね.

>ところで、『計算後の精度』の問題が片付いてませんが、
>どういうポリシーでいきましょうか？
>＃ Mathematica をなぞるのかなぁ、、

うーん. 全く同じだと大変かも. もうちょっと簡易的でも良いかも知れません
ね.

# ここもごとけんさんのレポート待ちと(^^;;;

>keiju> # Mathematicaのモデルを気に入っているみたいなので(^^;;;
>より Mathematicaのモデル を推し進めると、
>
> + PI を数値にしないでおく
> + 式木をそのままの表現で持つ
> + 式木の畳み込みを行なう（交換則あり）
>
>などのパターンマッチング的な数式表現に至ると思います。
>＃ lisp の if 関数の第一引数の評価と似た概念です
>乱暴に言うと、 Rational は÷に対する式木の
>評価遅延と言えない事もないです。
>評価してない式に誤差はないので、(^^)
>極限の精度が実現できるはずです。;-p

>僕は始めのころ、Ruby の { 式 } はそういう性質を持っている
>と思い込んでいました。（Hash ぢゃないです、ラムダ式的な方）

これ使ってもある程度はいけると思いますけどね.

>これは既に Bigfloat の議論を逸脱してますが。。。

ですね... ここまで来ると... いいたいことは非常に分かりますが, 一緒に議
論すると実現が遅くなりそう(^^;;;

>keiju> でも, coerceのところを工夫するだけで良いので基本的にはえぐちさんの
>keiju> Bigfloatの考え方で問題無しです.
>keiju> # でも, どちらにしてもここまで来るとRuby-2.0のはなしですね.
>
>いえ今考えると、入口から Ruby2 でした ^^;;;;

Bigfloatだけならそうでもないんでしょうけどね....


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