[ruby-dev:5515] Re: eRuby (Re: htmlelem.rb)

えぐち＠エスアンドイー です。

>>> In message [ruby-dev:5507] Re: eRuby (Re: htmlelem.rb)
    On Tue, 23 Feb 1999 11:27:52 +0900, [e-mail] (Yukihiro Matsumoto) said:

matz> まつもと ゆきひろです
matz> 
matz> In message "[ruby-dev:5478] Re: Bigfloat [compare to NaN]"
matz>     on 99/02/22, EGUCHI Osamu <[e-mail]> writes:
matz> 
...
matz> |また、トークンとトークンの間に空白を入れると
matz> |意味が変わるのは、Ruby で私の嫌いな数少ない特徴で、
...
matz> 
matz> 「トークンとトークンの間に空白を入れると意味が変わる」のは大
matz> 抵の言語でそうなんですが(Cでも != と ! = では意味は違う)，今
matz> のRubyの仕様では両方が文法的にvalidなのが大きな大問題ですね．

  太古の昔、Ｃ言語は n = n - m を n =- m と綴りました。
  これは、 n=-m に n = n - m と n = -m の２つの解釈を与えました。
  古代の賢人はこれを憂いて、文法を変更しました。
  また古代Ｃでは、- と = は別個のトークンで -= と - = は
  同義でしたが、近代のＣでは -= で１つのトークンです。

、、、と歴史の書は語っています。

matz> In message "[ruby-dev:5477] Re: eRuby (Re: htmlelem.rb)"
matz>     on 99/02/22, EGUCHI Osamu <[e-mail]> writes:
matz> 
matz> |どさくさに、提案です。
matz> |
matz> |(メソッド)識別子の最後に ! と ? を許すのは良い特徴だと思いますが、
matz> |! あるいは ? の後ろに 、１文字以上の空白(かデリミタ)を義務づけると、
matz> |methid!=XXX 問題も解決できると思います。 如何でしょうか？
matz> 
matz> 識別子末尾の!または?の後ろに空白かデリミタを要求するという提
matz> 案は，「意味が変わらない」ようにできるわけではないですよね．
matz> ただ，foo!=barの意味の優先順位を変えるという提案ですよね．
matz> それはそれで妥当である可能性は高いと思いますが，きちんと認識
matz> すべきだと思います．

おっしゃると通りです。
最大限に努力して、『警告を行なう』までですね。
優先順位をいぢっちゃまづいですね。 ^^;;;;;

matz> |これで、動かなくなるスクリプトは、極めて少ないと思われます。
matz> 
matz> ま，そんなに多くはないでしょうね．ちょっと考えてみます．

『多くはない』と『ありえない』の隔たりは大きいですね。
警告する方法を考えるのは、有意義だとは思います。
ただ、従来でも曖昧な場合に parse error にならないのは、
稀なのでむきになる必要はないのかも ^^)l

matz> |今回の曖昧さは、コメントとの間に生じるので、
matz> |うまく捕捉できず、一見正しく解釈している風の動作を
matz> |しそうなので、なにか悪い予感がします。^^;;;;;;
matz> 
matz> そーですねえ．こちらについてもいろいろ考えてみましょう．どう
matz> せすぐには正式採用できないんですから．

それは、1.3.1 近しの兆しですか？
それとも 1.4 かなぁ？
うぅんん、春が近いってことですね (^^)

	えぐち