[ruby-dev:5427] Re: induced_from vs coerce_of_Lisp [Re: a genericity]

ごとけんです

In message "[ruby-dev:5409] Re: induced_from vs coerce_of_Lisp [Re: a genericity]"
    on 99/02/21, 石塚圭樹 <[e-mail]> writes:

>けいじゅ＠日本ラショナルソフトウェアです.

>>In[6]:= N[Sqrt[3/10],50]
>>Out[6]= 0.5477225575051661134569697828008021339527446949980
>>In[7]:= N[Sqrt[3]/Sqrt[10],50]
>>Out[7]= 0.5477225575051661134569697828008021339527446949980
>
>数式処理システムですからね.... Rubyで実現するのは難しいんじゃないかと...
>あ. そうでもないか.
>
>  def N(n, v, &exp)
>    exp.call(Bigfloat(n)[v])
>  end
>  
>  N(50, 1/3){|x| x.sqrt}
>
>何か変かな...

いや，それより，数式処理という観点からすると，たぶん，
構文木の保存とそれを利用した遅延評価がポイントだと思います．
遅延評価の方は callcc でできるかもしれないですね．

>>あ! あああ!
>>
>>In[10]:= 1/2 - 0.5
>>Out[10]= 0.
>>
>>うーむ，Mathematica もそう思うのか…実装例からも解決「され」そう(汗;
>
>でしょ. 普通はそう考えますって(^^;;;

うるうる (T-T)

>近くに使える人がいるんですね.
>
>Bigfloatって概念はないんですかね? 

いや，処理系があるのを思い出したのですが，マニュアルが
手元に無いんです．

>>>すいません. ここでprecじゃなくてinduced_fromになるのは何故?
>>># この辺に感覚の違いがあるのかも.
>>
>>かも知れません．induced_from という名前は数値とは
>>関係のない文脈でも使えると思うからです．coerce にも
(...)
>えーと. 名前上の理由ってこと?

そうそう．名前の問題です．prec じゃなくて conv_into とか
as というような名前のメソッドなら許せるわけです．
1.as(Matrix(GF(3), 2) なんてのは全然 ok です．

>>ただ，そこまでやると prec よりも新しい coerce モデルを
>>考えたくなりますが，今はヤめませう．
>
>ですね. でも, ごとけんさんに前もって考えてもらうのはありですね(^^;;;

(^^;;;;;

>私の希望:
>
>1. 今は, 演算の中に型変換の仕組みを入れているが, 演算を行なう部分と, 
>   片変換の仕組みの部分を分離したい.
>2. 分離した部分はアルゴリズムに頼らず, 静的なもの(オブジェクト)にしたい
>3. その静的な何かは, 交換可能. 
>4. 演算に必要な型変換とprec/induced_fromをうまく適合する
>
>たぶん, 気分は分かってもらえると思います.

分離に関する気分は以前の coerce_type 案からも分かります．
3. の交換可能というのはどういう意味でしょうか??

>>他の言語のコミュニティでもこういう現象はあるのかしらん．
>どうなんでしょうね? 少なくともオブジェクト指向言語でないとこういう話し
>にならないとは思うんですけどね.

もちろん OOPL で，ってことだったんですけど(^^;;
もっとも FORTH なんかでも面白がるひともいるもしれませんが．

>うーん. 何か分かるような分からないような...
>
>きっとそういうことやっている人って珍しい人ですよね?? 数学でも, 基礎論
>やっている人は違った目で見られていますし(^^;;;

そうですね．あんまり認知されてないかも．
あと数学基礎論は日本数学会の文科会でも応用数学と
おんなじとこでセッションがあったりしますね．
もっとも，僕自身は基礎論やってるわけでもないですし…

-- gotoken