[ruby-dev:4824] Re: compare to NaN (Re: Re: call for finite/isnan testers)

えぐち＠エスアンドイー です。

>>> On Sun, 7 Feb 1999 18:28:32 +0900, [e-mail] (石塚圭樹 ) said:

keiju> けいじゅ＠日本ラショナルソフトウェアです.
keiju> 
keiju> 休出までして会社に来ているのにと思いつつ....
keiju> 
keiju> 今日頻繁に登場しておられる方々はみなそうなのかな??
keiju> 
keiju> In [ruby-dev :4821 ] the message: "[ruby-dev:4821] Re: compare to NaN
keiju> (Re: Re: call for finite/isnan testers) ", on Feb/07 17:59(JST) EGUCHI
keiju> Osamu writes:
keiju> 
keiju> >えぐち＠エスアンドイー です。
keiju> 
keiju> >keiju> 確かにその意見もあるかも知れないですね. 状態であると考えるわけですね.
keiju> >
keiju> >無限／非数との一致は検査したいと思いますが、
keiju> >式の中に無限が登場するのは、いまはあまり良い考えでは
keiju> >ないと思っています。
keiju> 
keiju> そうですね... ちょっと難しいですよね. それに標準のRubyのモデルとしては
keiju> ちょっとって気もします. やるなら, mathn.rbモジュールのように標準とは別
keiju> の動作として実装した方が良いかも.

そっち方面でなら、ZERO, PZERO, NZERO, とか極小値とか(何でしたっけ)
もろもろの鬼を PI 等のように定義しても class の他の構成要素と
折り合いが付けられさえすれば良いかなと思います。
＃Mathematica じみてますね ^^;

keiju> >keiju> >IEEE 準拠と言う見方から、Float::INFINITY でよいように思えてきました。
keiju> >keiju> >
keiju> >
keiju> >具体的には番人に使うケースぐらいしか思い当たらないので、
keiju> >それならば、
keiju> >
keiju> >     →	Float::Max
keiju> >	Float::Min
keiju> >
keiju> >で良いと思います。
keiju> 
keiju> そういえば, 番人の例も出ていましたね. 
keiju> 
keiju> そういうものも, 標準には添付されていなくて, 上記のようなものが定義され
keiju> ている別モジュールでいいんじゃないかしら.

そうなるのが、やはり自然ですね。

keiju> >非数の値を得たい、言う考え自体は私は放棄しました。
keiju> 
keiju> 色々なパターンの無限があるので, そこが難しいですよね.

無限の扱いは数理的に追求し出すときりがないので、
常用する浮動小数点数についての議論と分離しないと
とめどなく発散し続けますね ^^)l

あと、Integer (Fixnum と Bignum) には無限も非数も
存在しないで良いですか？＞みなさま

具体的に言うと 
	n/0 でゼロ除算を生じる
	0/0 でもゼロ除算を生じる
を従来のままで良いかと言う事になります。

keiju> >Ruby の Float は名前の通り、計算機の中で扱われる
keiju> >浮動小数点数のクラスなので、数学の実数は Real として
keiju> >実装する(実装できるようにする)のが良いと思います。
keiju> 
keiju> >有理数の全てを仮数／指数の対で表そうとすると、
keiju> >この循環小数問題は避けがたいですね。
keiju> >
keiju> >私は、固定精度を想定したのですが、
keiju> >なるほど、可変精度を実装するわけですね、
keiju> 
keiju> 固定も可変も実装上あまり変わりませんので(^^;;;
keiju> 
keiju> あと, Bigfloat(prec) の用にまず固定精度のBigfloatクラスを生成してその
keiju> 中では固定精度で計算するというアプローチもありますね. こちらの方が,
keiju> Floatなどの既存Floatの考えに馴染むかも知れません.

これは、しかし精度の上限を導入しませんか？

keiju> # coerceの対応が頭いたそうだけど(^^;;;

coerece と精度の折り合いは別スレッドで話題となっていますね。
＃どうも、無限／非数問題と精度の問題は単離不能なきがします

keiju> >この場合は、演算結果の精度のがいくつになるかの規則が問題ですね。
keiju> >
keiju> >例えば
keiju> >  加限算は、絶対値の大きな項の精度になる
keiju> >  乗除算は、精度の小さな項の精度になる
keiju> >などです。
keiju> 
keiju> 全部, 精度の小さな項の精度になる
keiju> 
keiju> になっています. 加減算でも, 片方の精度を越えた部分に関しては, 計算して
keiju> も無意味だと思うのですが?

前述の加算の例では、絶対値が多きい方が低い精度ですが
BigFloat(仮数,指数,精度)として例を上げると、

	BigFloat(1.24, 3, 3) + BigFloat(1, 0, 1) 
	=> BigFloat(1.25, 3, 3) 

のように加減算は絶対値の大きい項の精度になるべきでないですか？

keiju> >四則で既に問題なので、Math 相当の関数全てについて値の精度に
keiju> >配慮するのは、かなり厄介ですね。
keiju> 
keiju> うーん... 超越関数の精度を自動的に調整するのは難しいですよね. 
keiju> 
keiju> sin(val, prec) 見たいにユーザにまかせるのかなって考えていました.

で prec が省略されたらクラスの(既定の)精度が暗黙に使われると！
いいかんじですね。

keiju> >keiju> # 実装はしても, テストが中途半端なままほっといてんですが(^^;;;
keiju> >ありのままな状態で良いので、是非拝見したいです。
keiju> 
keiju> あらま(*^^*
keiju> 
keiju> 大部いじっていないので, もしかしたら本当にデバッグ中かも知れませんので,
keiju> 動作しないかも知れません.

ありがとうございます。
全部読むので、デバグ中でも変わりないです。 (^^)

では、しばらく読んで見ます。

	えぐち