[ruby-dev:4990] Re: compare to NaN (Re: Re: call for finite/isnan testers)

えぐち＠エスアンドイー です。

>>> On Wed, 10 Feb 1999 23:14:33 +0900, [e-mail] (石塚圭樹 ) said:

keiju> けいじゅ＠日本ラショナルソフトウェアです.
keiju> 
keiju> In [ruby-dev :4936 ] the message: "[ruby-dev:4936] Re: compare to NaN
keiju> (Re: Re: call for finite/isnan testers) ", on Feb/10 00:44(JST) EGUCHI
keiju> Osamu writes:
keiju> 
keiju> >えぐち＠エスアンドイー です。
keiju> 
keiju> >keiju> >フリーな SOHO と、サラリーマンな SOHO 足すと
keiju> >keiju> >結構な数になるんぢゃないでしょうか？
keiju> >keiju> なんですかね(?_?
keiju> >
keiju> >私は、「こ〜ばのきかい」に入ってるコンピュータ向けの
keiju> >プログラムを書いているので、年柄年中ホームオフィスで
keiju> >お仕事と言うわけではないです。
keiju> >(特許の方じゃなく、塵埃の方の)クリーンルームで御仕事する人です。
keiju> 
keiju> つまらない疑問ですが, NCとかそっち系統っていうわけでもないんですよね?

NC って Network computer ですかぁ 、、と言うお約束の惚けは置いといて、、

昔、簡易ＣＮＣのＧコードの解析部分を少しやりましたが、
今はその方面から少しはなれています。＃２軸の位置決め位は使いますが、、
いまやっているマシンはエキタキシャル成長装置； シリコン関係です。

keiju> >底を変数にするのは面白そうだけど、何やってるか
keiju> >わからなくなる危険度１００％ですね。^^;;;
keiju> 
keiju> でも, 10と16系統はお互いに利点があることは確かなんですよね... 10は10進
keiju> 法と相性が良くて演算時の誤差が少ないし, 16系はFloatとかとの相互変換の
keiju> 誤差が発生が少なそうだし...

丸めの事を考えると、真剣に２進でやるのでしょうが、
その実装は、、それこそＣでやりましょう。

keiju> >いやぁ、いきなり C って事はさすがにないです。 ;-)
keiju> >IEEE 754 の巧妙なデータパッキングを見た影響でしょう。
keiju> 
keiju> >Float#<=> は実は、Integer#<=>そのものだと言うあたりの
keiju> >影響は受けました。
keiju> 
keiju> うーん. 興味あるなあ... どういうフォーマットですか?
keiju> 

	| 符合 | 下駄履き指数 | 仮数(絶対値) |

となっており、

	符合： 0:+ 1:-
	指数： 0:最小, n/2:セロ乗, n:最大
	仮数： 最上位ビットが立つように正規化した上で
               必ず立つ MSB を除いたもの

です。指数に下駄を履かせてあるので
符合側を上位ワードとみなし、整数の比較を
行なうと浮動小数としても正しい比較が出来ます。
アセンブラの基本的な比較命令で実装できるわけです。

これのアイディアを借用したのが、前出のメールの
bigfloat.rb です。

一瞬、上の順序で Array をレイアウトして実装しようと
考えましたが、桁上がりや正規化が面倒すぎるので(ボ)でした。:-)

keiju> >keiju> 無限精度はRealにまかせましょう(^^;;;
keiju> >どこかで、「ふっきちゃう」必要有りですね。(^^)
keiju> 
keiju> ですね.

ここでおっしゃる Real は抽象クラスですか？
それとも、インスタンスを作れる具象クラスですか？

まぁ、どちらでも『ふっ切る』に充分だと思います ;p

keiju> >keiju> テンプレートとなるクラスを1つ定義し. そのサブクラスとして具体的な
keiju> >keiju> Bigfloatを実現するだけでOKそうです.
keiju> 
keiju> >const_set ですね、
keiju> 
keiju> です(^^;;;
keiju> 
keiju> >こういう用途につかえるだぁ、、
keiju> >なるほど、四則／正規化／変換などのアルゴリズムは、
keiju> >テンプレート側に実装するわけですね。
keiju> 
keiju> です. その辺りは問題なくテンプレート側におけるでしょう.

さっきの、bigfloat.rb は、この部分を狙いました。

keiju> >どちらの方法も未知の < Number なクラスの大量生産になりませんか？
keiju> 
keiju> うーん. 大量というほどでもないでしょう. ある計算を行なうのに複数の有効
keiju> 桁数を持つBigfloatを用いることもないでしょうから.
keiju> 
keiju> >Prec の枠組で、お互いに未知の数クラスの相互変換が
keiju> >可能であるか今一歩、理解できていないです。
keiju> >＃相互である必要はないかぁ
keiju> 
keiju> precは自分が知らなかったら相手が知っているだろうってモデルです. ですの
keiju> で, どっちかが変換方法を知っている必要があります.
keiju> 
keiju> >具体的に問題にしているのは、
keiju> >別のクラスとして固定小数点数などを *別の人が* 実装した場合です
keiju> >＃BigfloatTmp由来のクラス同士はうまく行くけど。。。
keiju> 
keiju> どっちかが対応する必要があるでしょうね. 普通は, 後に実装した側が対応す
keiju> ることになるでしょう.

本当は、別個のところで開発されたクラスが
うまく折り合えると良いのですが、一般性を
シリアライズする機構が簡単には導き出せない様に
思えるので、『早い者勝ち』主義になるのは必然ですね。

イメージとしては RCS に対する CVS の様な
並行開発／合成のモデルを実装できないでしょうか？

Numeric#coerce が何でも面倒見ちゃうってのも有りかも、、

keiju> >一般性の格付けの一般解があれば良いのですが、、、
keiju> 
keiju> (?_?

Complex や Matrix の様なコンテナ風なクラスと
Integer, Float, Rational の様なスケーラなクラスで
大きく処理が異なるように思えるのですが、
スケーラな方は Float <=> Bignum 問題さえなければ
有効数字の大きい方と言う一般則があるように思えます。
＃今後作るクラスもか？と言う質問には良い答えがないです。^^;;

	えぐち