[ruby-dev:5202] Re: compare to NaN (Re: Re: call for finite/isnan testers)

えぐち＠エスアンドイー です。

>>> On Wed, 17 Feb 1999 16:08:53 +0900, [e-mail] (石塚圭樹 ) said:

keiju> けいじゅ＠日本ラショナルソフトウェアです.
keiju> 
keiju> In [ruby-dev :5166 ] the message: "[ruby-dev:5166] Re: compare to NaN
keiju> (Re: Re: call for finite/isnan testers) ", on Feb/16 22:55(JST) EGUCHI
keiju> Osamu writes:
keiju> 
keiju> >えぐち＠エスアンドイー です。
keiju> 
keiju> >keiju> うーん. うーん. とにかくそういう関係のお方なんですね. リアルタイム系も
keiju> >keiju> オブジェクト指向を適用しようって話しはだんだん出てきているみたいですね.
keiju> >
keiju> >リアルタイムな制御系は、シュミレーションとは切っても切れない間柄なので、
keiju> >オブジェクト指向的な物に対する感覚は、それほど違和感ないのではと思います。
keiju> >
keiju> >サーボモータもソレノイドバルブも温調計も実体のあるオブジェクトなので、
keiju> >コードを書く時に、名前の付け方で悩む必要はないです。 (^^)
keiju> 
keiju> そのへんはなっとく何ですが... Cでオブジェクト指向はまだ良いとして, ア
keiju> センブラでオブジェクト指向するって何だ? って考えたりして(^^;;

３２ビットのポインタのうち、２４ビットしかアドレスバスにでない
ＣＰＵで残った８ビットに、インスタンスのクラスＩＤを置くコードは
書いた事があります(アセンブラで)／このアーキテクチャのポイントは、
このポインタをそのまま使うと、バスエラーになるのでエラーハンドラが
ゴニョゴニョと帳尻を合わせて、あたかもオビジェクト指向の専用の
ＣＰＵがあるかのように振舞ってくれる点です。
＃まぁ、実装としては値から任せですが、それなりに動きます。

keiju> >keiju> 私の回りでもチラホラそういう話しが出ていますが, 私は関わりたくないなと
keiju> >keiju> (^^;;;
keiju> >
keiju> >しくじると、人を殺してしまうのが難点ですね。 ^^;
keiju> 
keiju> そうそう. そういうのって冗談じゃないですよね.

そう
じょうだんぢゃない。

keiju> >keiju> >丸めの事を考えると、真剣に２進でやるのでしょうが、
keiju> >keiju> >その実装は、、それこそＣでやりましょう。
keiju> >keiju> 期待しています(^^;;;
keiju> >
keiju> >え゛
keiju> 
keiju> まあまあ(^^;;;
keiju> 
keiju> >keiju> # それと比べると私のBigfloatはかなり汚い(^^;;;
keiju> >いえいえ、私はただ流し込んだだけですから。
keiju> 
keiju> でも, デバッグが途中でクジケタのはその辺もあったりして(^^;;; テストが
keiju> 結構困難だった覚えが...

テストベクタ(のようなもの)を書いています。
いっそのこと、 def test; ...; end というメソッドにしてしまおうか、、;p

keiju> >keiju> 実行速度を考えてもやめた方が良いですよね. 今回のはコストのかかる部分が, 
keiju> >keiju> bignumに任されていますので, このままでも結構使いものになると思います.
keiju> >
keiju> >倍々精度の浮動小数点が欲しい人には、このままでも
keiju> >四則の環境は提供できたと思っています。(実用になるのか？)
keiju> 
keiju> 実用というと何ですが, 使えるでしょう(^^;;;

円周率は求められるみたいです。^^;;;;

keiju> >あと、754 の平方根や推奨関数の実装に掛かりたいです。
keiju> 
keiju> 754ってなんです? 

ごめんなさい変に訳して、IEEE 754 の事です。

keiju> 関数系を実装するとなると, やはりCで書いていないと辛いかなあ(^^;;;

三角関数などはそうでしょうね、ただ平方根程度なら、、

  def sqrt()
    return self if self == 0 # (-0.0).sqrt => -0.0
    return false if < 0
    result = self.type.new(1);
    last = 0
    while result != last
      last, result = result, ( self / result + result ) / 2
    end
    result
  end

でお茶を濁しましょう。
＃このアルゴなら Number の子孫全部で使えそうだなぁ、、

keiju> >keiju> >本当は、別個のところで開発されたクラスが
keiju> >keiju> >うまく折り合えると良いのですが、一般性を
keiju> >keiju> >シリアライズする機構が簡単には導き出せない様に
keiju> >keiju> >思えるので、『早い者勝ち』主義になるのは必然ですね。
keiju> >keiju> 
keiju> >keiju> そうですね. 今の考え方は完全にそうなっていますね.
keiju> >
keiju> >となると「早い者」の、高い汎用性を持っている事が期待されますね。
keiju> >
keiju> >具体的に言うと「早い者」は「組み込みの数クラス」であり、
keiju> >そこそこ効率の良い Bigfloat が存在していて、Float と Bigfloat の
keiju> >関係は、Fixnum と Bignum の関係に対応づけられると言う
keiju> >仕組みが座りが良いと思います。
keiju> 
keiju> 前にもいいましたようにちょっと違うのでは? という気がしますです.
keiju> 
keiju> FixnumとBignumは排他関係になっていて, お互いに演算でいったり来たりする
keiju> ものですが, FloatとBigfloatは精度が違う関係になっていて, お互いに演算
keiju> で以降しあうものでもないと思います

  ganymede.eguchi:207% ruby -e 'p 12345e6789'
  1.2345e+6793

が実現できるのは、望ましくないと言う解釈でいいですか？

まぁ 1e500 ** 1e500 などとしてあっちの世界に行ってしまっても
困っちゃいますが ^^;;;;;

keiju> >keiju> >Integer, Float, Rational の様なスケーラなクラスで
keiju> >keiju> >大きく処理が異なるように思えるのですが、
keiju> >keiju> >スケーラな方は Float <=> Bignum 問題さえなければ
keiju> >keiju> >有効数字の大きい方と言う一般則があるように思えます。
keiju> >keiju> >＃今後作るクラスもか？と言う質問には良い答えがないです。^^;;
keiju> >keiju> 
keiju> >keiju> 典型的にはそうなんでしょうが, 何時もそうなかというと保証ができないよう
keiju> >keiju> な... いまの, coerceは正直いって面倒臭いですが, 多分適合不可能な数値関
keiju> >keiju> 連クラスってのはないと思います.
keiju> >
keiju> >有限長整数と有限長固定小数の間の演算結果は、
keiju> >どちらにすべきかと言った場合に、答えの型は
keiju> >どちらでもなくなるような状況を想定しています。
keiju> 
keiju> うーん. いまのRubyのモデルは, 演算子の両辺のどっちかのクラスになるので
keiju> あって, 勝手にクラスが変わることがないのでこういう問題はありませんね.
keiju> 
keiju> # そういった意味では今のモデルは先見のめいがあったってことかな? 松本君
keiju> # すばらしぃ!!

演算子とクラスの折り合いは、絶妙なものがありますね。

keiju> mathn.rb見たいなモデルだと, 悩みは大きいでしょうね.

これまだ読んでないです、あとで参考にしてみます。

keiju> >＃執筆ご苦労さまです。
keiju> 
keiju> 会社では基本的に書いていません(^^;;; メイルは書きますが.

  基本的にですね、ほとh#$% ピィー

	えぐち