ruby-dev

えぐち＠エスアンドイー です。

>>> In message [ruby-dev:5569] Re: compare to NaN (Re: Re: call for finite/isnan	 testers) 
    On Wed, 24 Feb 1999 14:38:43 +0900, keiju@rational.com (石塚圭樹 ) said:

keiju> けいじゅ＠日本ラショナルソフトウェアです.
keiju> 
keiju> 何かすごくメイルが溜っているなぁ...
keiju> 
keiju> In [ruby-dev :5400 ] the message: "[ruby-dev:5400] Re: compare to NaN
keiju> (Re: Re: call for finite/isnan testers) ", on Feb/20 22:50(JST) EGUCHI
keiju> Osamu writes:
keiju> 
keiju> >えぐち＠エスアンドイー です。
...
keiju> >モノは、工業用シーケンサの機械語を実行するエンジンで、TTL ロジックだけで
keiju> >組まれていました(2901 とかのビットスライス使わないで、74LS と FuseROM だけ！)
keiju> >メモリアクセスタイミング生成などもμコードのお仕事でした ^^;;;;;;;
keiju> >これでリレーシーケンスをイミュレートするわけです。
keiju> 
keiju> うーん. 最初っからそういう世界でしたか(^^;;; そういうお方は尊敬しちゃ
keiju> うなあ(^^;;;

「最初」は、制御盤の組立工です、で隣の検査課の
修理を見てったら、『自分の方が早く直せる』と思い、
部内トラバーユしたら、設計に抜擢されて、、うにゅうにゅ
という感じなのでした。

keiju> >keiju> コストがかかるのは, whileループですが, 小さい数で大きい数をdivmodしつ
keiju> >keiju> づけるだけですから, ループの数はそんなに大きくないかと...
keiju> >
keiju> >そう言えば、これの再帰版の
keiju> >
keiju> >  def gcd(int)
keiju> >  return self if int == 0
keiju> >  int.gcd(self % int)
keiju> >  end
keiju> >
keiju> >ってテールリカージョンの典型で載ってますね^^;;;;;;;
keiju> 
keiju> 確かにそっちの方がシンプルですね.

効率悪そうですが。

keiju> >あと、while に入る前に、
keiju> >
keiju> >  q = a | b
keiju> >  while (q & 1) == 0
keiju> >    a >>= 1
keiju> >    b >>= 1
keiju> >  end
keiju> >
keiju> >とか、、(せこ^^;)
keiju> 
keiju> どうなんでしょうね? 効果あるのかな??

バグある以外は、ある程度効率はあげるようですが、
別出の非割算バージョンの魅力と優雅さには達打ちできません。^^;;

keiju> >keiju> Fortran/CにはFraction/Rationalってないですしね... 
keiju> >keiju> そこからどっちのモデルにでも拡張できると思いますよ.
keiju> >ていうか、桁溢れ恐怖症なのかも知れません。^^)l
keiju> 
keiju> 確かに, Rationalにすれば桁溢れはしませんが, Bigfloatでも平気ですよ(^^;;;

あとは、桁落ち対策ですね ^^)l

keiju> >keiju> 1.0って書かれた時に, 機械ではそれがどれほどのものか判断できないですよ
keiju> >keiju> ね? 明示的にこいつは実は 正確に1何だぞと宣言してもらう分にはいいんです.
keiju> >
keiju> >1.0 と書いた人意外には、判らないですね。
keiju> >1.000 と書いたらどうかと言うのは、別の議論ですが、、
keiju> 
keiju> ですね.

Ruby2.0な文脈のテーマですね。;-)

keiju> >parser に手を入れない限り、Fixnum/Bignum/Float 以外は
keiju> >リテラルとしては読めないので、
keiju> >
keiju> >	型(数値), 型.new(数値), 型(数値, 精度)
keiju> >
keiju> >等の関数風味の形式になると思うんですが、この
keiju> >フォームの枠組みで、精度の指定もユーザが自然に一貫して
keiju> >コード上に表現したいですね。
keiju> 
keiju> これ別のスレッドで議論していますね. 参加して下さい(__;;;

数学論的な議論なので、意見の基盤に対する知識の
絶対量が不足してるのですが ^^;;;
『使い勝手論』的な観点からの参加になりますでしょう ;p

keiju> >keiju> >その上で、
keiju> >keiju> >『でも、そんな事しても、精度が向上するわけじゃないよ！』
keiju> >keiju> >と言った事でしょうか。
keiju> >keiju> ??
keiju> >
keiju> >異なる型間の演算は、どちらの型に合わせてから行なうか？
keiju> >と言う議論で、既に汚れた値を保持していると思われる側に
keiju> >合わせる必要はないと言う部分についてです。
keiju> >＃変な書き方で失礼しました。 _o_
keiju> >
keiju> >C で double + float を行なった時に float を double に
keiju> >暗黙の型変換する理由は「そうすれば、その値は不変であるから」
keiju> >なわけで、値が不変な方向への型の整合を取ると言う観点から、
keiju> >の私は主張しているわけです。
keiju> >これは、多くの言語に共通の態度だと思います。
keiju> >＃だから正しいとは主張しませんが ^^;;;;
keiju> 
keiju> 値っていうのが微妙ですね. 

そうですか？

  float の変数 f を double  の変数 d に代入し、
  d を f に代入した場合、f の値は不変

程度の意味なんですが。

keiju> double/floatはフォーマット上も完全上位互換になっているのでいいんですが.
keiju> Float => Rational では, 値以外にも正確な値であるという情報が付加されて
keiju> しまいます. そこが気になるんですね.
keiju> 
keiju> あとは, 原先生とごとけん先生のスレッドに加わって下さい.
keiju> 
keiju> # 恐いですけど(^^;;;

うぅん、無限大と非数あたりが私の限界です。
精度と変換の話は、、、高度過ぎ ^^;;

keiju> >keiju>   Fixnum <=> Bignum <=> Rational => Float
keiju> >keiju>   |<------正確な値の世界----->|    |<-近似値の世界----
keiju> 
keiju> >こう書いて頂くと、
keiju> >
keiju> > + 近似の近さ
keiju> > + 表現可能な範囲
keiju> >
keiju> >の２つの違いが良く見えますね。
keiju> >{ { Fixnum, Bignum, Rational } { Float, Bigfloat } { Complex, Matrix } }
keiju> >
keiju> >の様な、３つの集合にわかれますね。
keiju> >便宜上、この３つに名前を付けて。クラスとして括って
keiju> >インターフェースを提供するって事が考えられますね。
keiju> 
keiju> coerceの話しは当面しないとなっているので(^^;;;

あぁ、そうだこれもだ (^^)

keiju> >keiju> ですね. でも, それは四則演算の世界だけであって, 
keiju> >keiju> 関数の世界ではBigfloatがNo1ですから, 私も期待して待っています(^^;;;
keiju> >それは、関数ライブラリが欲しいと言う事ですね。
keiju> 
keiju> そうですね. 四則演算だけなら正直いってRationalがあるし, Bigfloatはあま
keiju> り必要はないと思います.

1/3 を正確に表せると言う点だけで、Bigfloat の負けですね ^^;;
効率は、、Ｃで書けば互角かな？

keiju> >思うに、四則以外のいわゆる関数は、多くの場合 Bigfloat 固有でなく、
keiju> >アルゴリズムの実現ですので、 Float 向けに書いたものでも、
keiju> 
keiju> >Float(n) の箇所を self.type(n) とする程度で、上の Set の
keiju> >第二集団に適用できると思います。
keiju> >＃精度整合のメソッドが完備している必要はあるのだけれど。。
keiju> 
keiju> なるほど. それもいえますね. 基本的には四則演算が定義できていればどの
keiju> FlaotでもOKですしね. 色々な意味で無駄が省ける.



keiju> そういえば, Floatを抽象クラスにするって案があったけどどうなったんでしょ
keiju> う?? これもごとけんさんがやっていたかな?

これって、いわゆる Real ぢゃないんでしたよね。
IEEE754 の実装を表すクラスってのと分離が必要な
時期に来たようですね(Ruby2 がですよ)

keiju> 確かそうだと思ったんですが, そうであればFloatのメソッドとすれば良さそ
keiju> うですね. それか, モジュールとして実装するか.

モジュールが良いのでは？
この手のは、Ｃで書いてもご利益ないので
.rb なライブラリですね。

keiju> >keiju> >  a = Expr("PI / 4")
keiju> >keiju> >  puts a		=>   0.7853981634
keiju> >keiju> >  puts a.inspect	=>   Expr(PI/4)
keiju> >keiju> >  puts a.sin!		=>   0.7071067812
keiju> >keiju> >  puts a.inspect	=>   Expr(sin(PI/4))
keiju> >keiju> >  puts a += 2		=>   2.7071067812
keiju> >keiju> >  puts a.inspect	=>   Expr(sin(PI/4)+2)
keiju> >keiju> >  puts a -= 2		=>   0.7071067812
keiju> >keiju> >  puts a.inspect	=>   Expr(sin(PI/4))
keiju> >keiju> >
keiju> >keiju> >なんてカッコ良いと思うんですけど。。。
keiju> >keiju> 
keiju> >keiju> うーん...
keiju> >
keiju> >この、『うーん...』は、『変な事考えるやつだな』
keiju> >の うーん... ですか ^^)l
keiju> 
keiju> なんか, 文字列に足したり引いたりしているだけって感じがしたものですから
keiju> (^^;;;

  ( / PI 4)
  ( sin ( / PI 4) )
  ( + ( sin ( / PI 4) ) 2 )
  ( - ( + ( sin ( / PI 4) ) 2 ) 2 )
  ( sin ( / PI 4) ) <= 相殺

なイメージでした。
＃ inspect でこれを出せばよかったのか。
＃ なんだ class Lisp ぢゃないか class Forth でも良かったけども

keiju> >keiju> >難点は、既存の演算子の中に馴染んでくれないので、
keiju> >keiju> >文字列で式を与える方法が、多用されそうだと言う事でしょう。
keiju> >keiju> >そうすると、外観上 eval() と酷似する事になりそうです。
keiju> >keiju> >、、そうか、それでいいんだ、 ruby の node をユーザが定義する方法が
keiju> >keiju> >出来るだけで良いのか、、うぅん、気分的には行けそうなんだけど、、
keiju> >keiju> 
keiju> >keiju> 私のイメージは, 構文木を直接操作するイメージでした.
keiju> >
keiju> >あ、ruby の node って、その構文木の節の事です。
keiju> >Proc などは、かなりこれに近い気がします。
keiju> 
keiju> これと上の操作って違いがあるよな??

あります、ありありです。

parse をいじってリテラルの node を
数値文字列で保持し直すような企みを
持っていたのです。

これは、ｎ進数リテラルや任意進数浮動小数の
実装の検討の過程での副産物なので、その説明が
ないと意味が全然わかりませんね。^^;;;;

keiju> >keiju> 知っているのは積分のことだけですが, 
keiju> >keiju> 昔はパターンマッチが主流だったけど, 
keiju> >keiju> 最近は変わってきていると聞いた覚えがあります.
keiju> >
keiju> >私は、実際の処理系に殆んど触れた事がないので、もとより
keiju> >想像するしかないですが、チェスの終盤の総当たり戦の
keiju> >イメージでした。
keiju> 
keiju> 違うみたいですよ.

ぜんぜん違うみたいですね。
と言う事は、この方法には新規性あり？
＃とてつもなく資源使いそうだけれども  ;)

keiju> >ruby に組み込んじゃうのか、ruby に上に組むのかで
keiju> >だいぶ様子が変わって来ると思います。
keiju> >前者は大げさ、後者は効率に懸念あり。
keiju> 
keiju> >ただ、mod_ruby なスレッドでも、構文拡張的な eRuby が
keiju> >話題となっていたので、構文／文法の次元では eRuby も
keiju> >数理解析も同じだと思います。
keiju> >
keiju> >eRuby が出来たら真似しよっと(、、てのはだめ？)
keiju> 
keiju> うーん. ちょっと違うような... 

eRuby は、書類埋め込みのスクリプトで
私の考えているのは、スクリプト埋め込みの
数理処理系なので、立場が逆ですね。

＃『融合すると融合されるは同じなんだ』
＃（捕食すると捕食されるは同じなんだ、のもじり）

	えぐち

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[#5089] Re: patch (mswin32) — KIMURA Koichi <kbk@...>

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