[ruby-dev:11350] Re: Ruby I18N

まつもと ゆきひろです

In message "[ruby-dev:11349] Re: Ruby I18N"
    on 00/11/01, " たけ (tk)" <[e-mail]> writes:

|Yukihiro Matsumoto さん曰く。
|》ま、それはそれとして、元々の文字集合は元のままエンコーディン
|》グだけ揃えるというアイディアよりは、元の文字コード(文字集合
|》とエンコーディング)のまま、処理する方向に傾いています。
|
|  すみません、素人のつっこみです。
|
|　上の違いがよく分からなくなってきたのですが、たとえば、内部コードを（１）
|処理系ＩＤ＋（２）サブコード＋（３，４）文字コードというように配置すると
|言うことになるんでしょうか？。
|
|　（１）処理系ＩＤ＝Unicode、SJIS、EUC、TRON、etc.
|　（２）サブコード。コードページ番号など
|　（３）文字コード、１６ビット。

違います。それでは新しい内部コードを作ることになってしまいま
すし、結果的に(c)から(f)までの全部の問題が残ります。あと、
つまんないことですがTRONコードはステートフルだからそのままで
は使えませんね。

そういう文字コードを使いたい人は(その文字コードがステートレ
スでありさえすれば)自分でそれを定義できるようにしたいという
のが私の望みです。

|　「元の文字コード(文字集合とエンコーディング)のまま」といっても、どの処
|理系で処理するのかが分からなければならないので、結局上のような構成になる
|んではないかを思えてきたんですが・・。

元の文字コードはなにか(つまりどう処理するか)という情報は文字
列、正規表現それぞれに個別に持ってもらうことになるでしょう。
文字コードが合わない文字列同士は処理できないことにしようと思
います。

                                まつもと ゆきひろ /:|)