ruby-dev

なかだです。

At Wed, 4 Oct 2000 00:13:54 +0900,
Daisuke Aoki <dai@sweetparty.ne.jp> wrote:
> >   となると、やっぱり signal thread で完了を待ってコンテキストを
> > 戻してやらないとダメですか? でも SuspendThred() されるまでどう
> > やって待とう。
> 
> 安直な方法だと、
> 　SuspendThread(hThread); result = ResumeThread(hThread);
> とやって、result が 2 以上であればサスペンドしているとわかります
> ので、あとはループで検知すれば・・・

  main の方も suspend されるまで待ってないといけないじゃないで
すか。システムコールに割り込めないとすると busy wait しかないの
かと思ったんですが。SuspendThread() じゃなきゃいいんでしょうか。

> > > もちろん、sighandle() は呼ばれてます。
> >   win32_main_context() に DebugBreak() を仕込んでみても引っかか
> > らなかったんですが。
> 
> うちでは、printf() 使ってデバッグしてますが、それでちゃんと
> sighandle() ２回呼ばれていることを確認してます。

  [ruby-dev:11111]のようにして試したところ、printf() すると
trap してました。なんか Sleep() するまで signal thread の方が動
いてないような感じでした。しかし優先度最高じゃないのか?

> 以下、Windows 95 上での 1.6.1 の動作での詳細。
> 
> 1)ReadFile() で待機。
> 2)Ctrl-C で sighandle() が呼ばれる。
> 3)win32_main_context() が呼ばれる。
> 4)win32_main_context() の SuspendThread() でメインスレッドが
> 　止まる。
> 5)win32_main_context() の SetThreadContext()でメインスレッドが
> 　動き出す。4) の SuspendThread() が無効になっている。カーネル
> 　モードにでもなっているのでは。ちなみに、SetThreadContext()
> 　した以降 SuspendThread() するコード加えても、エラーにはならないが
> 　止まらないので、ユーザーモードでないことしか考えられない。

  NT とはこのへんで違いますね。SetThreadContext() しても
suspend 状態のままです。やはりシステムコール中に割り込むのは無
理があるような。ていうか、なんで一回目は SuspendThread() とか
SetThreadContext() できるんでしょう。

> win32_call_handler() ではなくて、win32_main_context() で
> SetThreadContext() をしてみた場合は、ReadFile() 待機中でも
> なんとか大丈夫にできましたが、ReadFile() 待機中じゃない場合の
> Ctrl-C で、タイミング的に例外とか出たりしました。たぶん、私の
> ミスが原因と思いますが不明です(^^: 以下、それに使った実験用
> パッチ(1.6.1 からの差分）です。SuspendThread()で止めてないのは
> 上記の理由によります。

  これは[ruby-dev:10794]と似てますが、

>       handler(arg);
> ! 	ResetEvent(hEvent_win32_call_hander2);
> ! 	SetEvent(hEvent_win32_call_hander1);
> ! 	WaitForSingleObject(hEvent_win32_call_hander2,INFINITE);

  ここが気になったんですが、WaitForSingleObject()は割り込んでも
大丈夫なんでしょうか。


> Sleep(0) は他のスレッドに動作を譲る働きをしますが、Sleep() 自体が

  これって明文化された仕様なんですか。

> # 私としてはかなりうんざりしてて、SIGINT 関連にもう手を出すのは
> # 止めようと思ってます(^^;;

  うーん、できれば…。

-- 
--- 僕の前にBugはない。
--- 僕の後ろにBugはできる。
    中田 伸悦

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