[ruby-list:24667] Re: install guide draft for HP-UX

渡辺哲也です。

In message "[ruby-list:24666] Re: install guide draft for HP-UX"
    on 00/08/31, GOTO Kentaro <[e-mail]> writes:

|ごとけんです

|> $ CC="cc -Ae" CFLAGS="-O +Onolimit" ./configure --prefix=$HOME --with-default-kcode=euc
|> $ touch lex.c
|
|configure で対処してもらうのはどうでしょうか??

オプチマイズについては、説明をつければ OK かな
と思います。あ、補足で解説していなかったかな。
本来はなくても大丈夫なので、「このコマンドライン
はサンプルです」と、必要なものとそうでないもの
を明示しないとダメですね。

CC については、どうしましょう? 説明必要ですよ
ね。HP-UX 11 からは、cc -Ae はデフォルト動作な
ので、大丈夫ですが便宜上 HP-UX 10.X も含めたの
で指定しています。これも説明入れましょう。

ということで、後ろに再添付します。すいません。

touch lex.c については、どうなんでしょう?
HP-UX の make が同じ mtime だと、動いてしまう
のが余計なお世話なんですが...

--
WATANABE Tetsuya
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         [e-mail]


=== HP-UX

: 資源

  ((<URL:ftp://ftp.netlab.co.jp/pub/lang/ruby/ruby-1.4.6.tar.gz>))

: インストール

HP-UX 11 (HP-UX 10.20 以上でも同じ) でのコンパイル手順です。

 $ cd ワークディレクトリ
 $ gzcat ruby-1.4.6.tar.gz | tar xf -
 $ cd ruby-1.4.6
 $ CC="cc -Ae" CFLAGS="-O +Onolimit" ./configure
 $ touch lex.c
 $ make
 $ make test
 OK なら su して
 # make install

CC で指定しているオプション -Ae は、C Compiler を ANSI-C モードにしています。
HP-UX 11 からはデフォルト動作です。
HP-UX 10.X の場合には指定してください。

CFLAGS で指定しているオプション -O +Onolimit は、最適化の指定です。
これは、必要に合わせて指定してください。
指定しなくても OK です。


: 補足

touch lex.c の理由(GNU make がない場合)

make 中に

 ------------------------------
 gperf -p -j1 -i 1 -g -o -t -N rb_reserved_word -k1,3,$ ./keywords > lex.c
 sh: gperf:  not found.
 *** Error exit code 127
 ------------------------------

となりますので、make 前に touch lex.c します。

HP-UX の make は、秒単位で mtime が同じファイルだと作り直そうとしてしまいます。

コンパイラ系のパッチはできるだけ最新のものを使用ください。
確認した HP-UX 11 の環境では、次のパッチを入れています。

PHSS_18066 1.0 C Preprocessor cumulative patch.
PHSS_21222 1.0 +O4/PBO compiler cumulative patch.
PHSS_21223 1.0 ANSI C compiler cumulative patch

: この節のメンテナと最終更新日時

WATANABE Tetsuya [e-mail] (2000/8/31)