[ruby-list:22266] Re: StateGraph: state machine interpreter

石橋秀仁です。

> やすし % GUI大好きです。

ぼくはGUI初心者なので御意見大歓迎です (^^)
ありがとうございます。

> tra = Transition.new(str, sta, :activated) { print "activated\n" }
> じゃなくて
> tra = Transition.new(str, sta, :activated, proc { print "activated\n"})
> ですか?

最初は下のほうだったんですが、イテレータブロックを使うように変更しました。
同じイベントドリブン・フレームワークの、TkやGtkにあわせました。
直感的にわかりやすいかな、と思って。

> あと、めんどくさがりな自分のために‥
> 
> module StateGraph
>   class StateMachine
>     def add(arg)
・・・

これは便利ですね。でも、いまのところ取り入れるつもりはありません。
上のように、御自分で追加して下さいませ m(__)m
# せっかく状態遷移図を書くのに、これでは元も子もないので・・・ (^^;;

> 汚いサンプルを付けてみます。こうしたら良いなどのつっこみおねがいします。

いえいえ、とんでもない。サンプルの御提供、ありがとうございます (^^)
# いまGTKがないので、すぐにインストールして動作確認します (^^;
# OSまるごと換えるつもりなので、二三日お待ちくださいませ。

> # StateGraph::StateMachine#addをしなくても動くのはなぜ?

なぜでしょう (^^;
少くとも、全く同じ動作になるとは考えられないのですが・・・
# sm.currentすると、つねに"ready"(str)になりませんか？


以下はStateMachineの設計にまつわるエトセトラ・・・
# ほとんど独り言 (^^;

上の「謎の動作」にも関係しますが、StateMachineの例外対策は問題です。
実際は動いていないのに明示的なエラーを出さないのです。

StateMachineはtransition(遷移)に失敗しても、知らん顔をします。
本来なら、状態遷移図において隣接していない状態への遷移はできません。
StateMachineの場合で言うと、あるeventに対して、対応するtransitionが
無かった場合はエラーになるべきですね。

いま、その点を検討しています。いちおう、二通りの設計、
それぞれの欠点と反論を上げてみます。

 * StateMachine#eventは、成功ならtrue、失敗ならfalseを返す
 -> ブロック(StateMachine#action)の返り値を得ることができない
 -> しかし普通は返り値は必要ない
    イベントの返り値を使うような設計は、そもそも間違っている

 * 例外(UnexpectedEventOccured)を上げる
 -> いちいち例外が上がるのは面倒臭い
 -> 「状態遷移図の誤り」なのだから、それ以降の動作は全くの想定外だ
    例外を上げるべき(ただし、ほとんどの場合、補足しても意味がない)
    積極的に支持できないが、いちおうブロックの返り値も使える

というわけで、トレードオフ問題ではなく、「どっちでもいい問題」です (^^;
自分では、やっぱ例外を上げるのが自然かと思います。数日後にそうします。

もし御意見があれば、じゃんじゃん送ってください m(__)m

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Hideto "rubyholic" ISHIBASHI