[ruby-list:34140] Re: SlowML 実装実験

るびべん です：

root/.forward 談義はおいといて(^^;;


On Thu, 28 Feb 2002 08:41:08 +0900
rubiben <[e-mail]> wrote:
> このままだと、auto-resoponder になってますが、最後の部分で、get_value("To")
> の値をみて：
> 
> ケース１）登録されてないアドレスならＭＬを作る（＝しかるべくconfigファイ
> ルを設営してあげる）
> 
> ケース２）登録済みアドレスで、かつ、from: が当該ＭＬメンバーなら、投稿と
> して配信処理。
> 
> ケース３）登録済みアドレスで、from: が知らない人なら、「あんた誰？おとと
> い来な」と打ち返す
> 
> とすれば、quickML になる（はず）。

の部分なんですが、（あまグラマが書くと上記のとおり不細工な場合分けをする
場面ですが）quickml のこのあたりのロジックは非常にエレガントでして：
（以下、サブドメイン機能とconfig/log 関係は省略）

本質部分は

   ml = QuickML.new(to, from)
   (unsubscribe(ml); return) if unsubscribe_requested?
   submit(ml)

だけ（本当はこの後にサブドメイン処理がありますが）。

unsubscribe_requested?は、{ /\A\s*\Z/ =~ @body }だけ（空メールを送ると退
会となる仕様）。美しい。

＝＝＝
submit() は、以下の３段階：

１．正当な投稿か？
※ ここがまた美しい：

    def acceptable_submission? (ml)
      ml.newly_created? or 
      ml.active_members.include?(@mail.from) or
      sender_knows_an_active_member?(ml) or
      ml.keyword == get_keyword
    end

で、ml.newly_created?は、{ !File.exist?(メンバーファイル) } だけ。
また、sender_knows_an_active_member?は、@mail.collect_cc.each {|address|
return true if ml.active_members.include?(address)}（ＣＣアドレスがアク
ティブメンバーか）

２．「from アドレス」をメンバーファイルに書き足す。

３．メンバーファイルから配信先アドレスを拾ってきて順次配信する。
だけ。


＝＝＝
上記２．のところで、登録されてないアドレスなら「自然に」新しいＭＬが作ら
れる（メンバーファイルの存在＝ＭＬの存在）ことに注目。

美しいアルゴリズムですね。感動しました。
ビジネス特許ものでしょう（笑）


るびべん。