ruby-dev

At Sat, 4 Nov 2006 21:22:07 +0900,
matz wrote:
> In message "Re: [ruby-dev:29789] Re: 1.8 proposal of RUBY_PATCHLEVEL"
>     on Sat, 4 Nov 2006 18:27:51 +0900, "Akinori MUSHA" <knu@iDaemons.org> writes:
> 
> |　1.8ブランチの方針は、1.9.1のスケジュールにもよりますが、私は、
> |
> |- 1.9との非互換性(削除・変更された機能も多い)
> |- 1.9ではインタプリタの変更等、安定するまでの道のりに関して
> |  不確定要因がある
> |
> |などの理由から、1.8の寿命は少なくとも半年から一年は見る必要が
> |あると思います。
> 
> もっとでしょうね。個人的には数年は1.8が残るものと考えてます。

　1.8は完成度が高く充実した系列だと思っていたので、1.9や2.0が
その高みに達するまで、長く残って欲しいです。

> |　あと、ブランチをいくつもメンテする前にCVSとは訣別したい…。
> |YARV のメールにもありましたが、早く cvs2svn しましょう！
> 
> 実はsvnのうれしさをあまり体感してないんですが。

　どちらかというとCVSのうれしくなさを体感してしまう今日この頃
ですが、対比で示すと、

- ブランチやタグの扱いがわかりやすく、マージ作業等がしやすい。
  CVSだとブランチやタグ作成のコストが高い上、 MAIN/HEAD 以外の
  diff は -r/-D の指定も煩雑。

- checkout しただけでオフライン status, diff, revert が可能。
  CVSだと、 diff のたびにアクセスするか、あるいは cvsup でミラー
  する手間が掛かり、作業速度やネットワーク負荷の点でうれしくない

- APIがちゃんとしており、周辺ツールの厚い支援も受けられる。
  たとえば、
  o svk を使えばオフライン commit → push ができる。
    バックエンドがCVSだと sync/pull が非常に遅い上、(今のところ)
    push もできない
  o 同様に tailor+darcs を使う場合も Subversion の方が楽で速い。
  o commit mailなどを実現するフックスクリプトが書きやすい。

- レポジトリアクセスを http で(エンドユーザに)提供できる

というあたりでしょうか。

>                                                あと、svn移行
> するのはyarvを含む1.9だけで、当面1.8は今のCVSのまま運用しま
> す。

　あらら。履歴の参照や対比は同じSVM・同じレポジトリの方が楽だと
思いますが、何か事情があるのでしょうか。

　当面というのはあとで1.8も移行する含みかもしれませんが、後から
過去の履歴を追加というのはすんなり行かない気がします。

-- 
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                   / )  )  ) )  /     FreeBSD.org / Ruby-lang.org
Akinori MUSHA aka / (_ /  ( (__(  @ iDaemons.org / and.or.jp

"Different eyes see different things,
    Different hearts beat on different strings --
       But there are times for you and me when all such things agree"

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