[ruby-dev:6498] Re: Time#+

まつもと ゆきひろです

In message "[ruby-dev:6492] Re: Time#+"
    on 99/03/25, Tadayoshi Funaba <[e-mail]> writes:

|協定世界時や地方時をあつかっている、それに対して加減算をする、という感
|覚を正当化する方向でいけば、モードを伝播するという話になるのだと思いま
|す。その考えがよくないわけじゃないけど、現状で、それを認めると、うまく
|説明ができないことがあるわけで、ウソがバレバレなんですよね。完全にウソ
|をつき通す、欺き通せば、この場合、本当になると思うのですが。

そーなんですよ．とりあえず990324に含めてみたのはこの程度のウ
ソで妥協できるのかどうかはかりたいというのがあります．

|やっぱり互換性が大きいでしょう。まともとさんが、モードを導入したのは、
|なんらかの宣言 (?) をしておかないと、記述が面倒になると考えたからじゃ
|ないでしょうか。

正直言うとモードを導入したのは失敗だったかな，と思う気持ちも
なきにしもあらずです．が，ベースとなるライブラリが地方時と協
定世界時のふたつしか使えないものであるという前提と，時刻表現
への変換を行うあらゆるメソッドにゾーンを指定する引数を追加す
るのもイヤなので，今でも代案が思い付かず，しょうがない妥協だっ
たかなと思っています．

あるいは，struct tmに相当する別のオブジェクトを用意する手も
あるのかもしれませんが，やや使い勝手は悪そうですね．うーむ．

                                まつもと ゆきひろ /:|)