[ruby-dev:7372] Re: resolver を呼ばない UDPsocket#recvfrom

まつもと ゆきひろです

In message "[ruby-dev:7371] Re: resolver を呼ばない UDPsocket#recvfrom"
    on 99/07/19, Toshihiko SHIMOKAWA / 下川俊彦 <[e-mail]> writes:

|> |逆引きを行うかどうかと言う属性(状態)は、各ソケットインスタンスではなく、
|> |インタプリタ全体で一つ持ってれば充分かもしれません。
|> 
|> どっちが良いでしょうかねえ。
|
|インスタンス毎のほうが綺麗な気はします。ただ TCPserver#accept で得られる
|インスタンスの属性は、元の TCPserver のインスタンスのの属性を引き継ぐの
|かな? とか、ちと考えちゃうところはあります。

あんまり悩ましかったんでとりあえずグローバルな状態として実装
しちゃいました。

|> recvfromが返すのは 
|> 
|>   [family, port, host, octet_decial]
|> 
|> な配列ですから、「実際の送り手を判断する手段が全くありません」
|> ということはないです。
|
|TCPsocket#recvfrom に関してはそのとおりです。しかし、
|UDPsocket#recvfrom が返すのは [host, port] な配列だったりします。とゆこ
|とで、高島さんがご指摘のように「実際の送り手を判断する手段が全くありませ
|ん」な状態な気がします。
|
|一番美しいのは、UDPsocket#recvfrom の帰り値の 2番目の要素を
|TCPsocket#recvfrom に合わせて IPsocket#addr にすることだと思います。後方
|互換性が全くないのがドキドキではあります。

どーしましょうねえ。UDPを使ってるのは下川さんひとりに違いな
いと決めつけて仕様変更しちゃいますか？

# 今なら間に合いそうな気がする。

                                まつもと ゆきひろ /:|)