[ruby-list:32928] Re: Ruby/GSL

堀之内です。

> 常定さんのソースでは、ベクトル等の「配列」的なものは、GSL 独自の
> 構造体を利用した、独自のクラスに入れられてますね。それをやめて 
> NArray (RAAに登録された田中さんによる多次元配列クラス) を使って
> 頂きたいのです。

常定さんすみません、ちゃんと見ないで乱暴な議論をしてしまいました。

現在は、GSL_Matrix などのクラスは Array との行き来の便宜が図られ
ているのですね。例として、テストプログラムの linalg.rb から引用
します：

  m = GSL_Matrix::new([0.18, 0.60, 0.57, 0.96], [0.41, 0.24, 0.99, 0.58],
		      [0.14, 0.30, 0.97, 0.66], [0.51, 0.13, 0.19, 0.85])
  m.print
  lu, p = m.LU_decomp
  a = lu.LU_solve(p, [1, 2, 3, 4].to_v)
  p a.to_a

そこで、先ほどの提案は取り下げて、新しい提案なのですが、Array に
加えて、NArray とのやり取りをサポートしていただけないでしょうか。
to_a に加えて to_na というメソッドを作るとか、オブジェクトの初期
化に NArray を使えるようにするといったことです。大きな計算をする
場合に便利と思います。今のところ、対象になるのは GSL_Matrix と 
GSL_Vector ぐらいかと思いますが。

＃ GSL本体もインストールしてテストプログラムを少し動かしてみまし
   た。感動しました。