From: Nakamura Akifumi Date: 2003-08-31T12:03:52+09:00 Subject: [ruby-list:38305] Re: 現物操作モデルと遠隔操作モデル お世話になっております。 A.中村です。 そういえば以前、「Object短冊」なるものを考えたことが有りました。 http://hpcgi2.nifty.com/guion3/tiki/tiki.cgi?c=v&p=Object%C3%BB%BA%FD 参照(矢印?)モデルを説明する (あるいは自習する、あるいは一般的に「考える」) ための小道具のつもりです。 足し算を「数字タイル」で考えるのと同じノリで使えないかなーと。 On Sun, 31 Aug 2003 02:44:17 +0900 Take_tk様 ggb03124@nifty.ne.jp wrote: >  ただし、遠隔操作モデルは、モデル自体が複雑で、説明しにくいという難点が > ある。 そうかなあ?「どっちもどっち」なんじゃなかろうか? >  たとえば、次のような簡単なプログラムで「変数」なるものに初めて出会った > 初心者に、遠隔操作モデルで変数を説明するのは難しいだろう。 > > --ruby > a = 3 > b = 3 > c = a * b > p c #=> 9 > -- > --ruby > a = 3 > a = a * 3 > p a #=> 9 > -- > >  そもそも、この程度のプログラムでは変数はオブジェクトの入れ物/名札/名 > 前という機能としてしか使っていない。「オブジェクトを操作する」という概念 > 自体が出てこない。オブジェクトが近くにあるか遠くにあるかで差が出るような > ものでもないので、「遠隔操作」といっても意味がわからないだろう。 そうかなあ?「どっちとも取れる」というだけじゃないかな? ふと思ったんですが、もしかしてTake_tkさんって、 箱モデルは矢印モデルのサブセットみたいなもの だと捉えてる(捉えようとしてる)のでしょうか? もしそういう考え方が存在するとすると、俺は違和感を覚えます。 ところで上の例でも「名札の機能を使って」いるわけじゃないっすよね。 「3」さんに「あんたの名前はaですか?」と質問しても 「知るかよ」としか答えは返ってこないはず。 それに特に2つ目の例(aに順次3と9が代入されてる)で この数行のコードの直後で3と9の両方(!)に aという名がついた状態になってないと 「名札」じゃないっすよねえ… でも実際にはそうならないわけで。 #「名札」という語に余程ひねくれたローカル定義を与えれば別ですが、 #それは本末転倒だろうからパス。 うーん。いずれにせよ、見る主体、つまり 名札とかがついてるかのように「誰の目から」見えるのか?を はっきりさせといたほうが良いと思います。視線の方向の問題。 あくまでこっち(プログラマや実行コンテキスト)側から見れば 名が有るように見えるけど、逆にオブジェクト側から見れば そんなこと知ったこっちゃないわけで。 で、個人的にはここが問題だと思ってるんですが、 コンテキスト側からの視点「ばかり」に重点を置いて教えるのって どれくらい良い(or悪い)ことなんでしょう? 個人的には、視点を(こっち側からに)固定することが 人のためになるとは、あんまり想像できないです。 もっと「オブジェクトちゃんの気持ち」を説明するほうが良い んじゃないかと思っています。 で、人間から見れば箱でも矢印でも説明できる (箱には無理があると俺は思いますが、それはともかく) し、オブジェクトから見ればどっちだって知ったこっちゃない (自分が入ってる箱を自分が自覚できる系なら話は別ですが、 Ruby「やVB」はそうではないのでパス)となると、 どっちの視点から見ても、べつに箱が判りやすいわけじゃない ような気がするんですが…