[ruby-list:20931] Re: collect + find_all ==> select ?

原です。

In message "[ruby-list:20862] Re: collect + find_all ==> select ?"
    on 00/02/19, Yukihiro Matsumoto <[e-mail]> writes:
|
|まつもと ゆきひろです

||┌-----------------┬----------┬------------┐
||｜blockで選別＼種類｜元の値    ｜加工した値  ｜
||├-----------------＋----------＋------------┤
||｜なし             ｜.to_a     ｜ .collect{} ｜
||├-----------------＋----------＋------------┤
||｜あり             ｜.select{} ｜            ｜
||└-----------------┴----------┴------------┘
||
||この右下が無いのはとてもさびしいです。実際右下を利用する例に
||何度か遭遇しました。
|
|うーん、私は遭遇したこと無いんですが。気になるのはこの「右下」

えーと、エラトステネスのふるいで使いたかったような覚えがあります。
他には、、、忘れちゃった。(^^;

|メソッドはブロックの評価値を追加するかどうかの判定と、加工し
|た値の両方に用いている点です。私の考えだと
|
|  ブロック値を
|    使わない      加工値として    条件値として
|    to_a          collect         select
|
|なんですよね。

なるほど。しかし、両方に用いるからこそ効率がいいわけで、、、

|一方、原さんが実例として示されたブロック付きのgrepは「判定基
|準は引数、ブロックの評価値は加工値としてのみ使われる」という
|点で、この「右下」メソッドとは位置づけが違います。そういう意
|味でcollect{}.compactを使えばいいじゃんという気がします。

そうですね。

ちょっと話は関連しつつずれるけど、配列（の使い方）には2種類ありますね。
一つは、要素が全て同じタイプであるもの、もう一つは、要素が何でもありのも
の。前者の場合、nil は特別扱いされて然るべきで、この collect.compact
相当のメソッドは有用だと思います。最近、Ruby は nil を特別扱いしない
という方向に進んでいるみたいですが。

|もっとも、名前重視のまつもとですから、このメソッドを表すのに
|これ以上無いって名前が出てくれば、考えも変わる可能性が高いで
|すが。

ずっと考えてんですけどねえ、、難しいですねえ。