[ruby-dev:27146] Re: Interix3 (SFU)サポート

In message <[e-mail]>
	on Mon, 19 Sep 2005 09:26:37 +0900,
	[e-mail] wrote:
> > といった具合いに多くのOSをサポートしていますが、この中のInterixは
> > Microsoft SFU(Services for UNIX)となります。
> 
> pkgsrc経由とそうでないInterixでは何がどう違うんでしょうか。
プログラムをコンパイルする環境では、NetBSDとの互換のライブラリとかを前
提にコンパイルするといったあたりではないかと思います。(自分では使って
ないので、ごめんなさい。)

> > @@ -321,6 +321,9 @@ msdosdjgpp*)	LIBS="-lm $LIBS"
> >  		ac_cv_func_getpgrp_void=yes
> >  		ac_cv_func_setitimer=no
> >  		;;
> > +interix3*)	LIBS="-lm $LIBS"
> > +		ac_cv_func_getpgrp_void=yes
> > +		;;
> 
> これはクロスコンパイル用でしょうか。
pkgsrcにはクロスコンパイルを行うためのツールはありますが、一般的なクロ
スコンパイルはサポートしていません。

> > @@ -813,7 +816,7 @@ if test "$with_dln_a_out" != yes; then
> >      openstep*)	CCDLFLAGS="$CCDLFLAGS -fno-common";;
> >      rhapsody*)	CCDLFLAGS="$CCDLFLAGS -fno-common";;
> >      darwin*)	CCDLFLAGS="$CCDLFLAGS -fno-common";;
> > -    human*|bsdi*|beos*|cygwin*|mingw*|aix*|interix*) ;;
> > +    human*|interix3*|bsdi*|beos*|cygwin*|mingw*|aix*|interix*) ;;
> 
> ここにはすでにinterix*が入っているので不要ではないかと思います。
あ、これは本当ですねぇ。

> > @@ -875,6 +878,13 @@ if test "$with_dln_a_out" != yes; then
> >  			  test "$GCC" = yes && test "$rb_cv_prog_gnu_ld" = yes || LDSHARED="ld -Bshareable"
> >  			fi
> >  			rb_cv_dlopen=yes ;;
> > +	interix3*)	: ${LDSHARED='${CC} -shared'}
> > +			LDFLAGS="$LDFLAGS -Wl,-E"
> > +			# use special random-slot linkage in 0x[56]XXXXXXX
> > +			DLDFLAGS="$DLDFLAGS "'-Wl,-h,$(.TARGET) -Wl,--image-base,$$(($$RANDOM %4096/2*262144+1342177280))'
> > +			LIBPATHFLAG=' -L%1$-s'
> > +			RPATHFLAG=' -Wl,-R%1$-s'
> > +			rb_cv_dlopen=yes ;;
> 
> interix*)の後なのでここにはマッチしないと思いますが、
うぅむ。

> 2) --image-baseというのはなんでしょうか。pkgsrc以外では使われな
>    いもの?
この辺は私はわかっていません。

> 1) -Wl,-Eは拡張ライブラリにも必要でしょうか。
...
> 3) RPATHFLAGは何かうまく動かないとかで入れなかった、ような気が
>    したんですが、気のせい? LD_LIBRARY_PATHが効かなくなるんだっ
>    たかな?
NetBSDでは、共有ライブラリの存在するパスはリンク時に埋め込み、
LD_LIBRARY_PATHには依存しないようにするという方針があります。

	http://www.jp.netbsd.org/Documentation/elf.html

これを受け継いでいるのではないかと。

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神戸 隆博 / Takahiro Kambe