[ruby-dev:24968] Re: sync and stdio buffering

In article <[e-mail]>,
  Yukihiro Matsumoto <[e-mail]> writes:

> 十分に理解していないような気もするのですが、以下のようなコー
> ドを想定しておられますか？

だいたいそんな感じです。

ただし、

> +    if (fptr->mode & FMODE_SYNC) {
> +	io_fflush(f, fptr);
> +	return write(fileno(f), ptr, len);
> +    }

という部分の write の呼び出しでは (nonblocking mode で) partial write
が起こる可能性があるので、EAGAIN になったら rb_io_wait_writable で書き
込み可能になるのを待って続きを行うことを想定しています。

それによって、nonblocking flag にかかわらず渡したデータは書き込まれる
ことになり、たとえ他のプロセスが勝手に nonblocking flag をセットしても
データが蒸発することを防げ、また、nonblocking にしておきさえすればでか
いデータを書き込んでいる途中でも他のスレッドに context switch できるよ
うになるはずです。たぶん。

ついでにいえば、setvbuf との比較として、device file を open して
nonblocking で使いたいと思った時にも、Ruby レベルで sync とすることで
問題を避けられるというのも利点かも知れません。

残りの疑問は... io/nonblock で nonblock = true としたときに sync にす
るように変えるのはお節介だろうか、というところでしょうか。
-- 
[田中 哲][たなか あきら][Tanaka Akira]