[ruby-dev:13626] Syncronizing the 1.6 libraries with the 1.7 ones

　標準添付ライブラリの 1.6 と 1.7 での違いを調べてみたのですが、
案外差は少ないことが分かりました。

　以下に挙げる項については、コード上の違いも少なく、互換性や
安定性に影響を与えることもあまりないと思いますので、 1.6 への
バックポートに支障はないと思いますが、どうでしょうか。

ext/dbm:
	extconf.rb のライブラリ探索ルーチン
	キー削除の冗長な部分を整理

lib/e2mmap.rb:
	Errno::EACCES も rescue

lib/mathn.rb:
	Rational#inspect の追加

lib/mkmf.rb:
	MSWin32 対応のさまざまな修正

lib/pstore.rb:
	内部処理における MD5 の活用

lib/tempfile.rb:
	ロック方法の改善


　次の二つは機能追加になってしまいますが、いかがでしょうか？
(Teeny == 5 (1.6.5) 辺りが既存のクラスへの機能追加のデッドライン
かなと思うので...)

ext/md5:
	MD5#<< の追加

ext/readline:
	Readline#completion_append_character,
	Readline#completion_append_character= の追加


　以下は私には判断できませんので、メンテナンスを担当されている
前田さんと青木さん次第です。

lib/net/imap.rb:
	スレッドセーフに (?)
	イベント処理方法の改良 (?)
	if __FILE__ == $0 〜 end で囲まれたサンプルコード

lib/net/*:
	1.1.34 -> 1.2.0

　imap.rb の方はまだ若いモジュールですので、特に新しい版に問題が
なければ更新してしまうのが望ましいと思いますが、いかがでしょうか。
安定性に依然問題があるのでしたら、サンプルコードだけでも持って
きていただけるとユーザの参考になるのでうれしいです。

　その他の net モジュールについては、差異がドキュメント部分だけの
ものもありましたので、そういうものはドキュメント部分だけでも更新
していただければと思います。

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