[ruby-dev:13566] Re: yield *[[]]

In article <[e-mail]>,
  [e-mail] (Yukihiro Matsumoto) writes:

> しかし、procと組み合わせると少々事情が違いました。
> 
>   proc{|a| p a}.call(*[1])
> 
> は a = *[1] とのからみがあるので、田中案での適切な値はどう考
> えても [1] です。

メソッド呼び出し自体は多値が基本なので、それを自然に単値に変換しようと
思えば、常に配列にならざるを得ませんね。そして、それを「右辺の値」とし
て採用すれば、左辺が単純な変数ならそのまま代入することになる... そのと
おりです。

> しかし、実際問題として、この状況で[1]を与え
> るのは、今度は他のメソッド呼び出しとの整合性から見て妙です。
> 
>   method(:p).call(*[1]) # => 1 (not [1])
> 
> ですから、上記のaの値は1であって欲しいように思います。となる
> と、結局これを満足させるのは、私の案しかないように思います。
> 
> これは|a|が、どう見ても単一の引数(つまり|a,|)のように見える
> ことが原因なのですが、これは私にはどうすることもできません。

これを完全に解決するにはやっぱ前田案しかありませんかねぇ。前田案なら右
辺の値が [1] で |a| で受ければ a が 1 になりますし。まぁ、前田案は基本
が多値なのでメソッド呼び出しと相性がいいのはある意味当然ではあります。

田中案だと、ちゃんと |a,| と書け、というくらいしかありませんね。

やはり前田案かなぁ。少なくとも将来 <> を導入する時には前田案のように動
作して欲しいです。そのときのために「右辺の値」が十分な情報を保持してい
て欲しいのですが... どうすればいいかな。
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[田中 哲][たなか あきら][Tanaka Akira]
「ふえろ! わかめちゃん作戦です$(C⊇」(Little Worker, 桂遊生丸)