[ruby-dev:17758] Re: self in block

In article <[e-mail]>,
  Takaaki Tateishi <[e-mail]> writes:

> とかしますね．そういうメソッドを持つべきという場合が多いと思い
> ます(sortの場合はほとんどそうだと思います)が，消極的に定義して
> から使うという場合もあるかと思います．なので，schemeにしろ他の
> 関数型言語とかにしろ，まず見かけないだけで実は使いたい場面はあ
> るんじゃないかと．

Y lambda {|f| lambda {|arg| ...}}

というのは(f のスコープを除いて)

f = lambda {|arg| ...}

と等価なので、「実は使いたい場面はある」というのは信じられません。
Y を使う利点というのはどこにあるんでしょうか?

なお、一般の無名関数の利点のひとつである「名前をつけなくても良い」とい
う利点は Y を使うとなくなります。Y を使う場合は再帰関数に名前をつけな
いといけなくて、上の例ではどちらも f という名前を(仮引数として)つけて
います。本当に全部無名のままでやりたければ全部 SK コンビネータみたいな
ので書けばできないことはないんでしょうが。

# FP って再帰はどう書くんだっけ?

> さらに，関数型言語とかだと，let..in...などの構文で変数(特に関数)
> を局所化して使ったりするので，特にそういう需要もないのだと思います．

let で再帰関数を定義できるということは... Haskell かな?

それはそれとして、実際のところ、上の例の
  f = lambda {|arg| ...}
というのは
  let compare = \arg -> ... in compare
のかわりなわけですね。
-- 
[田中 哲][たなか あきら][Tanaka Akira]
「ふえろ! わかめちゃん作戦です$(C⊇」(Little Worker, 桂遊生丸)