[ruby-dev:14492] Re: recursive malloc (Re: supported platforms/ K&R)

新井です。

In message "[ruby-dev:14490] Re: recursive malloc (Re: supported platforms/ K&R)"
  on 16 Aug 2001 05:10:27 +0900,
  [e-mail] wrote:
> なかだです。
> 
> At Thu, 16 Aug 2001 04:36:38 +0900,
> Koji Arai <[e-mail]> wrote:
> > つまり、TRAP_BEG/TRAP_ENDはずしてよいってこと？
> 
>   たぶん、じゃないかなーという気がしたんですが。

だとうれしいのですが。

> 
> > accept()待ちの場合、3way handshake のうち、クライアントから
> > のACK が来たら select() は返ってくるんですかね？(そんな気も
> > する。いや、そうでなきゃ困るか)
> 
>   とりあえずLinuxのman acceptだとそういうことになってるような。
> 
>        accept  を 使 用する目的で、ソケットを読み取り用として選択
>        select(2) することが可能である。

ちょっと、調べてみました。

「UNIX ネットワークプログラミング第2版 Vol.1」の15.6節による
と、クライアントが ACK を返した後、即座にRSTを送ると、
select()で待ち合わせたとしても、accept()がブロックする可能性
があるそうです。

           connect ---- SYN --->
                   <--SYN+ACK--
                   ---- ACK --->  select()
                 X -----RST---->   | この間に間があれば
                                  accept()

「Berkeley派生のインプリメンテーション」では、RSTの到着をユーザプロセス
に見せずaccept()はブロック(O_NONBLOCK なら EWOULDBLOCK)
Posix.1g の定義だと、accept()は、ECONNABORTED
「SVR4インプリメンテーション」だと、accept()は、EPROTO

となるそうです。いや、もう単なる受け売りですが。

となると、TRAP_BEG/TRAP_ENDはずさない方が無難ってことになり
ます。むー。

> > ところで、名前解決してんのかなあ？
> > # いや、なんで nsswitch.conf 読んでるのかわけわかなんですが
> > # というか、まだ確証ないし^^;
> 
>   うーん、普通はしないと思うんですが。少なくとも、システムコー
> ルの最中にいきなりファイルを読みにいったりはしないようなという
> か、そんなことをされるとあんまり嬉しくない気が。

確か、read_nsswitch なんとかかんとかいう関数名だったのです。
あーもう完全にうろ覚え、すみません。

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新井康司 (Koji Arai)