[ruby-dev:14474] Re: [Patch] pp.rb and debug.rb

なひです。

> From: Tanaka Akira [mailto:[e-mail]]
> Sent: Tuesday, August 14, 2001 5:38 PM

> > [ruby-dev:14451]の繰り返しになりますが、inspectは引数を取ら
> > ないので、重複検査用の情報を外部から与える事ができません。こ
> > れはinspectがこういうAPIなので出てくる制限です。Marshalには
> > このような制限はありません。

> それはあまり本質的ではないような気がしますが。
> スレッド変数で渡すか引数で渡すかというだけの違いでしょう。

> > traverseについては面白いといえば面白いですが、再帰まで考慮し
> > て実用的に使えて、かつ汎用的なtraverse APIが定義できるかどう
> > かちょっと自信がありません。
> 
> 結局 DFS でしょう?
> 教科書に載っている通りに DFS を書けばいいんじゃないですか?

実装方法が深さ優先でも幅優先でも構いません。きっと問題になっているのは、
Rubyらしい、気持ちいい（？）インタフェイスなんじゃないかと思ってます。
まつもとさんが気に入るのが見つかれば後は勝手に実装してくれるんじゃ。。。^^;

それでAPI、APIと言ってるわけですが、考えてみるとcustom inspectorは、
後のこと（customにinspectした結果）を再度別の目的に利用することは
あまり考えなくてもよいですよね。

それにひきかえcustom marshallerは、後でunamrshalできることが
必須なわけで、この点やっぱりAPIの統合は難しいのかなと思い始めました。
実際に田中さんのMarshal.dump2を見ても、Marshal.load2をどう書けばいいか
（どういうAPIにすればいいか）思いつかない。。。

なひが「似てるから統一できないかな」と言い出して、
まつもとさんからはtraverse時に期待できる引数の違いを指摘されたわけですが、
それ以外にも問題があるような気がしてきました。

PS.

dumpした結果を再利用するとすれば、今のところせいぜい
RDEというデバッガラッパGUIツールくらいですかね。
ソース出てないから詳細はよくわかんないけど。
http://homepage2.nifty.com/sakazuki/rde.html