[ruby-dev:4438] Re: module Precision

ごとけんです

In message "[ruby-dev:4419] Re: module Precision"
    on 99/01/26, Inaba Hiroto <[e-mail]> writes:

>稲葉です. 会社からも投稿できるようにしました.

>ruby-talkでもっといい意見が出るかもしれませんが, 自分はHalfFloatという
>のを思いつきました. でFloatにSingleFloatという別名を持たせれば一応筋が
>通ります.

HalfFloat は割といいと思うんですけど，C の double を Ruby の 
SingleFloat にするのはちょっと抵抗があります．

>後, Integerと同様に浮動小数点数の抽象クラスを作成して,これのサブクラス
>にこれらのクラスをしてしまってはどうでしょうか？
>
>つまりこんなクラス階層を考えたんですが:
>
>  + Numeric
>       o Integer
>	    # Bignum
>	    # Fixnum
>       o FloatNum?		← 本当はFloatにしたいけど, 互換性が...
>	    # SingleFloat	← Cのdouble
>		= Float
>	    # HalfFloat		← Cのfloat

Integer と対称性を持たせようとすると，確かにそうなんですよね．
んが，互換性の問題もあるので，クラス階層を変えるのはちょっとよく
分かりません．まぁ，名前がダブらないようにするなら，

  o Real
      # DouleFloat or LongFloat or FineFloat
        ( = Float)
      # SingleFloat or ShortFloat or RoughFloat

みたいのがいいやも．
でも kind_of?(Float) で場合わけしてるとこでは float な 
Float も拾って欲しいわけだけど，いっぽうで Float#type を
使った場合分けもありそうなので現存の Float はやっぱり名前を
変えないほうが良いという指摘も確かです．

うーむ，もっと考えないといけないようですね．

>	   (# DoubleFloat?)	← Cがlong doubleを持っていれば簡単？
>	   (# BigFloat?)	← どこかにありません？

この辺は，対応してない処理系が多そうなので拡張モジュールかなぁ．
にしてもたとえば FreeBSD なんかだと拡張された double を使うには
fpsetprec(3) で精度を指定して演算プロセッサの状態を変えたりとか
あって thread との相性とかも考えないといけないからいまのところ
僕には手が負えないです．

-- gotoken