[ruby-dev:4281] Re: patch for ruby-mswin32

木村です。

        In article [ruby-dev:4280] Re: patch for ruby-mswin32
          (<[e-mail]>),
	  Koji Oda <[e-mail]> writes:

>小田＠QNES です。
>
>---
>On Tue, 19 Jan 1999 18:01:14 +0900
>[[ruby-dev:4273] Re: patch for ruby-mswin32]
>KIMURA Koichi <[e-mail]> wrote:
>
>> 木村です。
>> 
>> >> 現状のruby.defだと未定義シンボルが山ほど出てリンクエラーになるは
>> >> ずですが(rubymw.dllが作れない)。
>> >> #で、仕事の合間 ;-)に新しいruby.defを作ってます
>> >
>> >コンパイルフラグに-DEXPORT,-DIMPORT を使うと、def ファイルは使わなくても
>> >make できたと思います。
>> 
>> このフラグってmswin32用でしたっけ? いずれにしろdefファイルを使わ
>> ないと関数名が変形(foo@32のように)されてしまうのと、exeファイル
>> でexportしても関数の呼び出しができないはずなので、他の処理系から
>> 使おうとするときにやりやすいようにしているつもりです。あてがある
>> わけじゃありませんけど。
>
>あまりよく分かってないかもしれませんが、
>「defファイルでエクスポートテーブルのインデックスを指定する」
>ということでしょうか？

違います。exportする「関数の名前」を指定しています。

例えば、

  __declspec(dllexport)   int foo(int, int);

なんて関数があった場合、デフォルトでは

  foo@8

という名前に変形されてexportされてしまいます。これを foo という
名前でexportするようにするために.defファイルを使います。上記の例
では、.defファイルに foo と記述しておけば foo という名前で export
されるのです。

>ところで、VC で作ったrubymw.dll って、他の処理系（コンパイラ？）から
>使えるんでしょうか？

上記の@問題がなければ 任意のC/C++ コンパイラーから使えます。Delphi
やVBだとargvの扱いに絡んだ問題が出てきますね。

COMサーバーにすればVBやDelphiでもお手軽にできそうな気がしますが、
これはちょっと面倒…

-- 
木村浩一
            May the source be with you.
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