[ruby-dev:35602] Re: Test::Unit -> miniunit

須藤です。

In <[e-mail]>
  "[ruby-dev:35585] Re: Test::Unit -> miniunit" on Fri, 18 Jul 2008 22:57:35 +0900,
  "Yusuke ENDOH" <[e-mail]> wrote:

> miniunit の導入に反対するなら、miniunit が test/unit 同様に
> ダメな点より、miniunit が test/unit よりダメな点を説明すべき
> だと思いました。

miniunitの導入に反対することが目的ではなく、標準添付のテスト
環境をリッチにする方向にしたいということが目的だったのでこう
なってしまいました。（それにしても説明する点がおかしかったと
思いますが。）

なので、ベースとなるテスティングフレームワークがtest/unitで
もminiunitでもどちらでもよいと思っています。最初はデフォルト
の状態でリッチであることを希望しましたが、途中からは外部のラ
イブラリでリッチになることでもよいというようにしました。

-coreではminiunitが拡張しやすければ反対しないということを書い
ていました。


> > 例えば、MochaやActiveSupportではTest::Unit::TestCase#runを以
> > 下のようにまるごと置き換えています。
> 
> ここに拡張性が必要そうなことは同意します。「こう書きたい」という
> 案とともに、改善を提案したらいいと思いました。

-coreではTest::Unit 2.0というものを提示しました。
  http://rubyforge.org/projects/test-unit

これではMochaの例はこのようになります。

  alias_method :run_test_before_mocha_test_case_adapter, :run_test
  def run_test
    run_test_before_mocha_test_case_adapter
    begin
      mocha_verify(AssertionCounter.new(current_result))
    rescue Mocha::ExpectationError => e
      add_failure(e.message, e.backtrace)
    end
  end

  alias_method :run_teardown_before_mocha_test_case_adapter, :run_teardown
  def run_teardown
    run_teardown_before_mocha_test_case_adapter
    mocha_teardown
  end

> ちなみに、他に拡張性が必要そうな箇所はどんなのがあるでしょうか。

-coreではコマンドラインオプションの追加、色付きの出力、
actualとexpectedのdiffを追加という例を挙げました。他にはGUIの
インターフェイスをつけるという話題も出ていたと思います。

miniunitなら行数が少ない1つのファイルを編集するだけなので簡単
に拡張できる、という話になったと理解しています。


> > === miniunitの問題点

> 正直内容は全然理解できてないのですが、新機能の使いやすさや
> 拡張性にケチをつけても、使わなければいいだけなので、反対する
> 理由としては弱いと思います。とんでもなく使いにくいとか、
> これを使ったテストコードが氾濫するとやばいとかなら別ですけど。

そうですね。
リッチなテスト環境にしたいという目的に結びついた話になってい
ませんでした。

> > ==== 機能豊富ではない
> >
> > miniunitにはモックオブジェクトのサポートが入っていますが、ソー
> > スコードが小さいだけがウリのようなおもちゃのようなもので、こ
> > れで便利にテストが書けるとは思えません。
> >
> > 例えば、可変長引数に対応していないので、こういうことができま
> > せん。
> 
> これも内容を理解してないコメントでごめんなさい。確かに新機能で
> こなれてないかもしれないですが、ないよりマシではないでしょうか。

こちらも同じですね。