[ruby-dev:29159] Re: [ruby-cvs:17256] ruby, ruby: * time.c (time_to_s): generate RFC822 style date string.

まつもと ゆきひろです

In message "Re: [ruby-dev:29157] Re: [ruby-cvs:17256] ruby, ruby: * time.c (time_to_s): generate RFC822 style date string."
    on Thu, 27 Jul 2006 19:57:19 +0900, "NARUSE, Yui" <[e-mail]> writes:

|> |1.小数秒を指定できる
|> |  「YYYY-MM-DDThh:mm:ss.sTZD」という形式で、小数の桁数は不定
|>
|> to_sには関係ないですね。
|
|to_s は Time オブジェクトをダンプするものではないと考えれば、
|小数秒を表示する必要はないとも言えます。
|けれども、現在一つのメソッドで小数秒まで出力するメソッドは
|Time#strftime を使わないとないので、この機会に to_s で出力すると
|いいと思うのですが。

普段、たとえばタイムスタンプを表示するときに秒以下を表示して
も意味ないだけでなく、むしろじゃまだと思います。

|> |3.obs-zone が許されない（許されるのを利点ととる事もできるでしょうが）
|>
|> 解釈する側では「許されない」ことは利点でしょうね。ただ、今回
|> は生成する方の話ですから。
|
|元々現在の形式だと解釈が大変で、というのが発端ですし、
|解釈する側での利点も生成する側で考えることは意味のあることかと思います。

繰り返しになりますが、「解釈しやすい文字列を生成する」のと、
「解釈しにくい文字列が許されない規格を採用する」のはイコール
ではないと思います。後者が成立しなくても前者は成立できるので。

|「20060727T161633Z」がいまいちなのは賛成します。
|「2006-07-27T16:16:33Z」は見慣れると「T」が見えなくなるのですが・・・。

人間の順応力というのはたいしたものです。

|さておき、「2006-07-27 16:16:33 +9000」だと、
|YAML の space separated 形式と同じですね。
|http://yaml.org/type/timestamp.html
|YAML にあわせるというのはありかもしれません。

個人的にはこの形式が一番好みなんですが、さて、どうしたもんだ
か。今はとりあえず以前のままタイムゾーン(UTC以外)だけを数値
表記に変更してます。