[ruby-dev:29021] Re: def m(a=nil, b)

In article <[e-mail]>,
  Yukihiro Matsumoto <[e-mail]> writes:

> |引き剥がす、という表現を使うなら、以下の動作を見る限り、rest
> |引数だけでなく optional引数からも引き剥がします。
>
> ああ、そうでした。[ruby-dev:28715]を受けてそのように修正した
> のでした。となると、どうしたものかな。
>
> |なるほど。まぁ、支援したくないのであれば実装しないのは有りで
> |すが、説明と実装が合っていないのはどうかと思います。
>
> そうですね。説明と実装は合わせたほうがよいと思います。で、ど
> う合わせるかですね。

以前 Matzにっきに記述あったはずだ、と思って探して見ました。

mandatory arguments after splat
http://www.rubyist.net/~matz/20060601.html#p03

RCR 315: allow required arguments after optional arguments
http://www.rcrchive.net/rcr/show/315

少なくとも、RCR 315 は「必須引数を後ろにもつけられる」機能を
意図しているようです。後ろに付けた必須引数を取り出してから、
optional, rest を処理しています。これは私が想定した機能その
ものであり、[ruby-dev:29014] のような機能も想定されています。

Also consider the cases where the optional arguments (c,d)
or the splatted arg array (e) aren't there.
という記述もあり、rest からだけ、という解釈は出来ません。

Matzにっきの記述はあまりはっきりしませんが、after splat とい
うタイトルには、rest からという意図ないし実装が感じられます。
が、RCR 315 からそう変化した理由は記載されていません。

なんで、RCR 315 のような (あるいは私が想像したような) ものか
ら、rest からだけ、と変えたんですか?
-- 
[田中 哲][たなか あきら][Tanaka Akira]