[ruby-list:35260] Re: ruby_lib/html/

青山です。

On Sun, May 26, 2002 at 04:04:53AM +0900,
 Siena. wrote:

> テキスト追加メソッドを名前付きメソッド (?) にしない事に
> お手軽という以上にこだわる理由は何かありますか?

いえ、名前が思い付いていないという以外に理由はありません。

> あたしの方では、(class << REXML::Element)#pcdata メソッドで
> テキストの追加にしようかと。いまいちだけれど次善という事で。
> はじめは REXML::Element#add_text をそのままと考えていたのですが、
> 内容モデルでテキストが許さない場合のチェックができなし、
> これだけ add_ と付くのがなんとなく気に入らなかったので。
> チェックしたい場合に #pcdata を使ってもらうという感じですね。
> 
> 青山さんの場合ですと、self を表に出さずに済みますし、
> もちろん、alias :<< :pcdata としておくのは便利だと思います。
> メソッド名は #pcdata にこだわってませんけれど、思い付かないの ^^;
> 
> # REXML ベースだと #<< は挙動を変えねばならないので再定義しません

ああ、なるほど、pcdata() というのは面白そうですね。add_text() は、私も、
せっかく DTD に準拠した作りにするのに、いきなりそのような名前のメソッ
ドはいやだなと思っていました。

<< は、Ruby としては標準的なので、とりあえず、それにしていた、という感
じです。

ですが、pcdata() なら、DTD でも定義されていますから、利用出来ない場面
なども定義できますし、というより、すでに en_pcdata という、#PCDATA の
利用できる場面用の変数は利用していました。

そうか、これをそのままメソッドにするという手がありましたか。なんとなく
邪魔物扱いしていましたが、これですっきりと行くかも。

ありがとうございます。

しかし、Ruby は言語仕様が優れているぶん、名前で悩む場面が多いですね。
へたな名前を使うと、他の言語に比較して、より違和感が目立つような気がし
ます。

機械的でなく、人間的というか、より自然言語的という感じでしょうか。


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青山 和光 Wakou Aoyama  <[e-mail]>