[ruby-dev:9866] Re: rescue variable syntax

まつもと ゆきひろです

In message "[ruby-dev:9861] Re: rescue variable syntax"
    on 00/05/26, GOTO Kentaro <[e-mail]> writes:

|これを見ておもったんですが，候補が
|
|  rescue var => RuntimeError  #1
|  rescue var: RuntimeError    #2
|
|などではなく，
|
|  rescue RuntimeError => var  #3
|  rescue RuntimeError : var   #4
|
|なのは，なにか理由があるんですよね．into に由来するからです
|か?? ぼくには前者の方が分かりやすいように思います．

ええ、#3はintoに由来するからです。#1, #2でないのはvarを省略
できる文法をyaccが受け付けてくれないからです。varをparserが
受け付けた後、=>やら:を見た時点ではもう遅すぎるらしい。

実は#2は私も思い付いていろいろparse.yと格闘したのですが、私
にはムリでした。

では、今までの案(のうちparserが受け付けそうなもの)をもう一度
まとめておきましょう。

 (a) rescue E => v
 (b) rescue E : v
 (d) rescue E in v
 (c) rescue E then |v|
 (e) rescue |v| E
 (f) rescue E do |v|

一応、私の受け入れやすい順に並んでます。

                                まつもと ゆきひろ /:|}