[ruby-list:18964] Re: or と || の違い

In message <[e-mail]>
[e-mail] writes:

> 　該当する説明を見つけることが出来なかったので、ポインタだけ
> でも教えていただけると嬉しいです。

syntax.html#operator．

....ほんとにポインタだけ :-P ではなんなので....

> case a
> #  when "dog" or "cat"  #error
>   when "dog" || "cat"
>     print "good! \n"
> end

単に優先順位が違います．`||' や `&&' は優先順位が高く，`or' や `and' 
は低い．

    >irb
    irb(main):001:0> a = nil
    nil
    irb(main):002:0> a
    nil
    irb(main):003:0> b = a || 1
    1
    irb(main):004:0> b
    1
    irb(main):005:0> b = a or 1
    1
    irb(main):006:0> b
    nil

で，yacc で何か文法定義をした事がある人だとなんとなく心あたりがあるよ
うな理由で :-) `and'，`or' では parse error になる．


ちなみに，上のような書き方ではおそらく意図した通りに動きません．`"dog"
|| "cat"' の値は "dog" ですから．

# a が "cat" だと `good' と表示されない，という意味で．

case の when 節に or 条件を書く時には `,' で区切って並べます．

    > ruby<<EOS
    a = "cat"
    case a
    when "dog", "cat"
      puts "good"
    else
      puts "not so good :-P"
    end
    EOS
    good


-- 
柳川和久 @ 東大阪市 . 大阪府                              November 26, 1999
It is never late to mend.