From: gotoken@... (GOTO Kentaro) Date: 1999-03-24T00:51:55+09:00 Subject: [ruby-list:13112] Re: signal handler in Ruby ( was Re: Ruby Conference 0.3 where ? when ? ) ごとけんです In message "[ruby-list:13090] Re: signal handler in Ruby ( was Re: Ruby Conference 0.3 where ? when ? )" on 99/03/23, 石塚圭樹 writes: >けいじゅ@日本ラショナルソフトウェアです. > >私が知らないうちにめちゃくちゃ盛り上がっていましたね(^^;;; しょーもない(ありがちな)盛り上がり方をして申し訳ないです(__;; >>->ちゃちゃですが(^^;;; >さらにチャチャですが さらにダメ押しですが >>稠密は位相空間の部分集合の性質です. > >いや. 知っているんですけどね. 正確な定義をいってもね... (__;;; ただ,二点の間に少なくとも他の一点があるという定義では めちゃめちゃ誤解されそうな感じがしたので… >>すよね。多くの人に意味が分からないし、この説明を読んで意味の分 >>かる人はもともと読まなくても分かっているのではないか、、、(^^;; > ># 同感だなあ... (__;;;;;;;;;;; 結局,Xの部分集合Sの性質「SがXで稠密」とは, 「Sの点だけを跳び移っていくことで Xのどの点にでも好きなだけ近寄れる」 といういいかたで理解するのが無難かと思います. 3次元(ユークリッド)空間とかでも通用するし. # 最初からこう言えばよかったのかも (^^;; # でも,全順序集合の稠密性を知ることができたのは収穫 (^^;;;; # 使いそうにないけど (^^;;;;;;;; >>私も今回、数学辞典で確認したんです。(^^; >>あまりポピュラーじゃないですよね。順序位相による部分集合の稠密 >>性とかぶって気持ち悪いし。 > >あれ? 同値になりません? そういうつもりだったんだけど... たぶん「部分集合の」稠密性というのとカブるのが気持悪いのだと 思います.順序集合の稠密性は順序集合それ自身の性質なので. -- gotoken # 「実数の中の有理数」みたいな全有界でない集合を例に挙げると # 閉包とは何かに至ったとき「全体は開かつ閉」というややこしい # 事情を説明しないといけないので誘導としては面倒です (^^;; # 実数に限ると, # # * 有限集合 F (例えば1点のみの集合 {0}) は F 自身で稠密 # # * 実数全体の任意の部分集合 S は S で稠密 # # * A := {1/n + sqrt(2): n は整数} について, # 「A + {sqrt(2)} で A は稠密」 # # 注意: 任意の整数 n について |1/n| > 0 より,a in A ならば # # |a-sqrt(2)| > 0 なので sqrt(2) は A に属さない # # * 「閉区間 I := [0,1] に属する有理数全体の集合 Q' が I で稠密」 # # * 「閉区間 I := [0,1] に属する無理数全体の集合 I-Q' が I で稠密」 # # の5例が稠密らしさ(濃度に依存しないこと,閉包が含むこと,補集合も # そうであり得ること)を,かもしだしてるような気がします. # ここまで来たので定義を書いてしまうと, # 「X の部分集合 S が X で稠密」とは,S の閉包が X を含むことで, # S の閉包とは,S を含む最小の閉集合のことです. # # 閉集合 F は,(たいてい)次のような性質を満たします: # 「F から任意にとった収束する点列の収束先が F に属する」. # # 上の A の場合,1/n + sqrt(2) の収束先 sqrt(2) は A には # 属さないので A は閉ではないけど,収束先 sqrt(2) を加えて # やることで閉集合になります. # # 閉区間 [0,1] 内の有理数も同様に,無理数を加えてやると閉集合になり, # しかも,これは閉包になっていて,かつ,閉区間 [0,1] と一致するので, # [0,1] 内の有理数は [0,1] で稠密です. # 同じ議論から [0,1] 内の無理数も [0,1] で稠密だとか,[0,1] 自体も # [0,1] で稠密なことがわかります. # # うえの閉集合の性質で「(たいてい)」と言ったのは,例えば実数全体 R は # 上の性質を満たさないものの閉集合と定義されているからで,R は # 有理数全体 Q の閉包になっていて,Q は R で稠密です. # 英語だと, # # 全順序集合 C が # for all a,b in C there exists x in C (a < b ==> (a < x < b)) # を満たすとき C は dense-in-itself といい, # # C の部分集合 S が # for all a,b in C # there exists s in S (a,b not in S & a < b ==> (a < s < b)) # を満たすとき S は order-dense というそうです.# 変なの!! # # こないだのメールではこの二つを間違えました(__;; # 全順序集合の稠密性は位相空間における部分集合の稠密性 # からするとすごく奇妙です.原さんもいってるように多分ポピュラーでは # ありません.(旧)教養課程の解析学において,稠密ということばが # この意味で使われるのは,おそらく実数の構成のところで出てくる # 「有理数の稠密性」だけだと思います. # # 有理数の稠密性が,位相における稠密と違う意味で使われてることは, # いまイッショーケンメイ思い出して初めて気がついたのでした (^^;; ## って,もはや,どうでもよい世界かも(汗;