[ruby-dev:42051] Re: Procのブロック呼び出しメソッド名を自由に設定

　ささだです．

(2010/08/17 14:13), Yukihiro Matsumoto wrote:
> |　この話ってどうなりましたかね．結構，ほしいなぁ，と思う場面もあるんです
> |が．特殊な each を持つオブジェクトとか，クラス作るまでもないなぁ，みたいな．
> 
> うーん、Procオブジェクトをcall以外で呼び出せても良いとは思う
> んですが、何回考えても  lambda(:each){}  は受け入れられませ
> ん。たとえば、Procにcallの別名を加えるメソッドなら名前次第で
> は受け入れられそうな気がするのですが。あるいは、lambdaの代わ
> りに別名を持つProcを用意するメソッド。

　IRC で mrkn さんが :each.responder{...} という案を提案してくれました．

  :each.responder{
    d = Date.now
    5.times{ # 5日間
      yield(d); d += 1
    }
  }.map{|e|
    "Date: #{d}"
  }

　うーん，この例だと

  d = Date.new
  p 5.times.inject([]){|r, e|
    r << "Date: #{d + e}"
  }

でいいな．そもそも，Enumerable を include してないから map できない．

case obj
when (10 未満)
when 10..20
when 20 よりおおきい
end

とか書きたいときに，

case obj
when :===.responder{|e| e < 10}
when 10..20
when :===.responder{|e| 20 < e}
end

と書けるとか．いや，長くなってるじゃん．

case
when obj < 10
when (10..20).include?(obj)
when 20 < obj
end

（HalfRange とか，そういうクラスの導入もあり得るんじゃないの，
　という話も）


　他に，何かいい例は無いかな，ととりとめもなく．


# 今更だけど，each の話は generator 使えばいいだけのような気がする．

p Enumerator::Generator.new{|g|
  d = Date.new
  5.times{
    g.yield d
    d += 1
  }
}.map{|d|
  "Date: #{d}"
}

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