From: Akinori MUSHA Date: 2010-09-02T12:59:05+09:00 Subject: [ruby-dev:42171] Re: Ruby'sライセンスの、BSDLとのデュアルライセンスへの変更 --pgp-sign-Multipart_Thu_Sep__2_12:57:17_2010-1 Content-Type: text/plain; charset=ISO-2022-JP At Wed, 1 Sep 2010 01:48:16 +0900, NARUSE, Yui wrote: > Ruby's ライセンスは BSDL と Ruby's のデュアルライセンスになります。  私も賛成者のひとりです。OSIの承認も受けていることなので、ISCLで いいのではないかと思います。  通常、ライセンス変更に際しては個別に著作者の許諾が必要ですが、 英語版COPYINGの4条の抜け穴と、3条d項+まつもとさんの賛成によって 変更できるという判断に至っています。ただ、後者については日本語版 COPYING.jaでは「作者」=まつもとさんとは明記されていないので微妙 だと思います。そこは直すか、いっそ英語版だけにすべきと考えます。  なお、今回の話は、 LEGAL に注記のない大半のファイルに適用される ライセンスが変更されるということであり、我々に変更権限のない一部の ファイル(Artisti/GPLのデュアルなど)はそのままですし、また、GPLの ライブラリとリンクしたバイナリを配布する際はGPLが適用されることも 従来通りです。  Ruby'sライセンスは、ML上でも何度か質問のやりとりが見られるように いくつもの曖昧さを抱えています。前述のように日英両版の間で内容が 異なるのも問題です。明確に緩いBSDL系のライセンスも選べることで、 利用者は面倒な確認が不要になり、回答するMatzの負担も減ります。  同時に、外部から取り込んだソースに対して我々が加えた修正・改善を フィードバックするときも、BSDL/ISCLであればほとんどのライセンスと 衝突しないためいちいち許諾を取るプロセスが不要になります。  また、鬼車や各種同梱ライブラリなど、単体配布物としてはBSDLだが、 Rubyに添付される版はRuby's、といったソースも少なからずあります。 厳密に考えると、変更の寄贈を受けたり再提供する際には意思の確認が 必要でしたが、今後ライセンスを統一できればこの問題は解消されます。 -- Akinori MUSHA / http://akinori.org/ --pgp-sign-Multipart_Thu_Sep__2_12:57:17_2010-1 Content-Type: application/pgp-signature Content-Transfer-Encoding: 7bit -----BEGIN PGP SIGNATURE----- Version: GnuPG v1.4.10 (FreeBSD) iEYEABECAAYFAkx/IJ0ACgkQkgvvx5/Z4e77rACfcP8CiuEjax16q5jwUO6wOBH0 3SwAn0nc6uRBbZyPo2m2NGr5Un+1lnkh =AfaR -----END PGP SIGNATURE----- --pgp-sign-Multipart_Thu_Sep__2_12:57:17_2010-1--