[ruby-dev:2506] Re: undef HAVE_RANDOM in case of Linux (with libc5)

西＠九大です。

From: [e-mail] (Yukihiro Matsumoto)
>   (1) srandを呼び出さないrandの1回目の値が常に等しくなること
>   (2) 近いseedを与えた時のrandの1回目の値が予測性があること
>   (3) rand(256)が16ずつ増加すること
> 
> のいずれなんでしょう．

(4) Linux(libc.5)だと、srand を呼び出した後の1回目の rand(n)が、
    seed に関係なく常に定数を返すこと(n は 2,4,8,16)

です。最初のメールでは(3)だったのですが、考えていくうちに(4)の問題に
辿りつきました。

> ので，問題ないと思います．16ずつ増加する疑似乱数列であるとい
> うような話であればまた別ですが，[ruby-dev:2472]のリストでは
> その点には触れていませんよね．

はい。最初は気付いていませんでしたが、(4)で言おうとした本質的な事は
これです。で、Linux(libc.5) 特有の現象ではないか？という事です。

あと、libc.5 が怪しいと思っていましたが、ruby/random.c という選択子
もありえるのでしょうか？

> もっとも，srandのseedを省略した時にtime(3)を使っているのは確
> かなので，これはわたなべさんの提案に従いtv_usecを使うように
> しようかとは思います．

賛成します。

何か自分の中でも混乱してきたので、週末にゆっくり現状を整理します。

それでは。
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九州大学大学院システム情報科学研究科 情報工学専攻 博士後期課程二年
      西 和則   ( e-mail: [e-mail] )
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