[ruby-dev:2354] Re: exceptions (Re: Re: [Req] stack level too deep (fatal))

けいじゅ＠日本ラショナルソフトウェアです.

In [ruby-dev :2351 ] the message: "[ruby-dev:2351] exceptions (Re: Re:
[Req] stack level too deep (fatal)) ", on Apr/15 17:57(JST) Yukihiro
Matsumoto writes:

>まつもと ゆきひろです
>
>|逆に経験的なものになるんですが, 明らかにデバッグの妨げになるのは外に出
>|せばいいかな...
>
>|    ProgramError
>|      SyntaxError    構文エラー
>|      LocalJumpError catch/throwのエラー
>|      ArgumentError  引数間違い
>|      NameError      未定義のローカル変数
>
># LocalJumpErrorはbreak/next/redo/rety/returnのエラーです．
>
>|でも, 4つのエラーは勝手に例外が捕捉されてエラーの原因が分からなくなっ
>|たことがあるのばかりです.

>なるほど．これらのうちLocalJumpErrorとSyntaxErrorは問題ない
>と思いますが，ArgumentError, NameErrorはどうなのかなあ．これ
>らを含めてTypeErrorを含めないのは片手落ちのような気もします．
>
>が，TypeErrorも含めて良いのかというと，うーん．

そうですねえ... きりがないですね... 問題はそこではないかも知れないです
ね.

あそうそう. 私は, 今は基本的にはrescueは例外を指定しています. rescueで
例外を指定しないのは, とりあえず全部の例外を捕捉したい時なんですね. で, 
その時は結構デバッグが大変なんですよねえ... 

そこで思ったのが, -w の時は, 例外が発生したらとりあえず例外の発生した
場所と例外の種類を出力すると良いんじゃないかしら?

それか, pと同じようなデバッグ用のメソッド(where or bt)を用意してもらえ
ば良いかも. いまでも, 出力できますが, 

  print $!, "\n"
  print $@.join("\n"), "\n"

って一々書かないといけないしこれだと全部出ちゃうし... というわけで, 以
下のようなメソッドを用意してもらえると嬉しいかも.

  def bt(n = nil)
    if n == 0
      print $!, "\n"
      print $@.join("\n"), "\n"
    else
      print $!, "\n"
      print $@[0..n-1].join("\n"), "\n"
    else
      デフォルトのバックトレース表示
    end
  end

そしたら

  begin
    ...
  rescue
    bt(1) if $DEBUG
    ...
  end

って書けばいいだけになりますし.

おまけ. 一応再分類しましたので:

  GlobalExit
    SystemExit
    Interrupt
    Exception
      ProgramError
        SyntaxError  
        LocalJumpError
        SystemStackError
      ParameterError
        ArgumentError
        NameError    
        TypeError
        LoadError
        RegxpError
        IndexError
        ZeroDivisionError
      NotImpError
      SecurityError
      SystemCallError
        ...
      IOError
      EOFError
      ThreadError
      SocketError
      RuntimeError


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................................石塚 圭樹＠日本ラショナルソフトェア...
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