[ruby-list:28943] Front End Processror A(?) Ruby

仕事場でコマンドラインエディットができないシミュレータに嫌気が差して
歌代さんの fep を使おうかと思ったら素直に make できなかったので，せっ
かくだからと readline と pty で書き出して，途中で termios が必要になっ
たり pty slave を使えんではないかと alternative を書き下ろしたりしてた
ものがとりあえず動くようになったんで一応表に出しときます．

    <http://www.os.xaxon.ne.jp/~kjana/ruby/fear.tar.gz>

略して fear って P はどこいったとか A は何のつもりなんだとかいろんな話
はありますが :-P


アーカイブに入ってる拡張モジュールが両方必要です．だから portability
は結構あやしい．うちの FreeBSD 4.2-Release と仕事場の Solaris 2.5.1 で，
少なくとも動く，っていうことは確認していますがそれ以上ではありません．

Termios を必要とします．また TIOC[SG]WINSZ ioctl で tty のウィンドウサ
イズを取得/設定しているので，これらがないとうまく動かないかもしれませ
ん．

さらに付属の pty alternative では標準添付の pty モジュールより確実に適
用範囲が狭くなっています．openpty()/login_tty() がある環境，ptsname() 
のある System V pty な環境，ちょっと前の BSD の環境ぐらいでは動くと思
うんですが，それ以上はわかりません．

# 古い BSD 環境っていうのも実際にはテストしてないし．


現状子プロセスの状態変化の扱いが足りないのとシグナルに対する対応が中途
半端なんで suspend しようと ^Z いれたら何かがお亡くなりになったりはし
ますが，ほっといてもどうにもならないしあわよくばなにか示唆が得られない
ものかと．

# sgtty で union wait でも fep を直してた方が楽だったかも，なんて思わ
# なくもない :-)


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柳川和久 @ 東大阪市 . 大阪府                                 March 23, 2001
「死体は死体らしく， おとなしく寝てろっ!」