[ruby-dev:45801] Re: :new_pgroup and :pgroup option for spawn.

2012年6月25日 11:27 U.Nakamura <[e-mail]>:

> Unixのprocess groupをよく知らないので答えにくいですね。
> 大雑把に言ってシグナルの届く範囲をまとめたものである、という
> 理解が正しいなら、Windowsのそれはそのサブセットであると理解し
> て差し支えないような気がします。

Unix でも process group はシグナルをそのグループに送ることに使えるので、
共通であることが期待できますね。

process group のひとつの用法として、
外部プロセスを起動するシェルスクリプトを kill するには、
Unix では、以下のように :pgroup オプションを使えます。

  pid = spawn("sleep 34; sleep 23", :pgroup=>true)
  sleep 1
  Process.kill(:INT, -pid)

:pgroup オプション (と Process.kill で負の pid を指定することによって、
シグナルを送る対象が単一プロセスではなくプロセスグループであることを指定すること) によって、
sh だけでなく、sh が起動した sleep も kill できます。

Windows でも、同様な用途に使えるんでしょうか?
たとえば、現状、以下は動くんでしょうか。

  pid = spawn("sleep 34; sleep 23", :new_pgroup=>true)
  sleep 1
  Process.kill(:INT, -pid)
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