From: "Glass_saga (Masaki Matsushita)" Date: 2012-11-12T11:39:06+09:00 Subject: [ruby-dev:46486] [ruby-trunk - Feature #6643] io.seek(off, :end) Issue #6643 has been updated by Glass_saga (Masaki Matsushita). > 「Unix/Cの定数マクロをシンボル化する際は、大文字のまま。自明な場合は共通のプレフィックスを除く」というシンプルなルール IO#adviseはこのルールに沿っていませんね。 例えばPOSIX_FADV_NORMALに対応するRubyのシンボルは:normalです。 一方BasicSocket#setsockoptはこのルールに従っていて、例えばSO_REUSEADDRに対応するシンボルは:REUSEADDRです。 ルールを決めて統一してしまった方が良いのかも知れません。 ---------------------------------------- Feature #6643: io.seek(off, :end) https://bugs.ruby-lang.org/issues/6643#change-32797 Author: akr (Akira Tanaka) Status: Assigned Priority: Normal Assignee: akr (Akira Tanaka) Category: Target version: 2.0.0 IO#seek メソッドの whence 引数としてシンボルを受け付けるようにしませんか。 つまり、 io.seek(0, IO::SEEK_END) のかわりに io.seek(0, :end) とかけるようにする、ということです。 IO::SEEK_END と等価な指定として :end, IO::SEEK_CUR と等価な指定として :cur, IO::SEEK_SET と等価な指定として :set を 受け付けるようにします。 思い立ったきっかけとしては、 ひさしぶりに seek を使ったら、 io.seek(IO::SEEK_END) と書いてしまって、これは私の環境では IO::SEEK_END が 2 なので、 io.seek(2) つまり io.seek(2, IO::SEEK_SET) と解釈されてしまって、ちょっと悩んだためです。 もし同様な間違いをしてしまっても、IO::SEEK_END でなく :end と 書いたのであれば、 io.seek(:end) は can't convert Symbol into Integer (TypeError) となるので悩まなくて済んだのに、 と思いました。 なお、その間違いをしたのは私だけではないようで、検索すると http://jira.codehaus.org/browse/JRUBY-1897 http://rubyforge.org/pipermail/biocatalogue-developers/attachments/20100512/2eacb73c/attachment-0001.html というふたつの例が見つかります。 どうでしょうか。 -- http://bugs.ruby-lang.org/