[ruby-dev:13795] Re: Dir::glob()

At Mon, 9 Jul 2001 12:25:22 +0900,
Kazuhiro NISHIYAMA wrote:
> 
> In <[e-mail]>
> On Mon, 9 Jul 2001 09:51:09 +0900
> [e-mail] (Yukihiro Matsumoto) wrote:
> > Dir::[]とDir::globを分離してしまえばよいと思います。[]は現状
> > のまま、globは第2引数を受けるということで。
> > 
> > |　ところで、 dir.c rev.1.49 の変更で Dir.glob("a* b*") が a* と
> > |b* の和ではなく、文字通り空白を含むパターンとして認識されるように
> > |なっているに先ほど気づきました。これは、以前の挙動が意図しない
> > |ものだったということでしょうか？
> > 
> > 以前の挙動は定義した時点では妥当だと思っていたわけだが、いろ
> > いろ不具合も見つかったし、止めても問題なさそうだし、止めてし
> > まおう、というレベルです。
> 
> それならDir::[]を複数引数とれるようにして(1.6の)Dir.glob("a* b*")と
> (新しい)Dir["a*", "b*"]が同じになるようにするのはどうでしょうか？

　そのとき Dir::glob() をどうするかが問題なんですよね。最後の
パラメータが Integer ならフラグと見なすという手はありますが、
そういうインターフェースは他に例がないし。

　glob はフラグを指定できるがパターンは一つだけ、 [] はフラグを
受け付けないがパターンはいくつでも与えられる、というのは非常に
変な感じがする。

　今日は頭が回らないのでまた明日でも考えてみます。どなたかいい
案を思いつきませんか？


　ところで、添付のような Glob クラスというのを考えて実装したん
ですが、これでもフラグの指定法は悩ましく、現状では上記のように
最後の引数が整数ならフラグと見なすようにしています。(先の
Dir::glob() の拡張を前提としたコードです。念の為)

-- 
                     /
                    /__  __            Akinori.org / MUSHA.org
                   / )  )  ) )  /     FreeBSD.org / Ruby-lang.org
Akinori MUSHA aka / (_ /  ( (__(  @ iDaemons.org / and.or.jp

"Freeze this moment a little bit longer, make each impression
  a little bit stronger..  Experience slips away -- Time stand still"

class Glob
  include Enumerable

  attr_accessor :patterns, :flags

  def initialize(*patterns)
    @patterns = patterns
    if @patterns[-1].is_a?(Integer)
      @flags = @patterns.pop
    else
      @flags = 0
    end
  end

  def self.[](*args)
    new(*args)
  end

  def match?(str, flags = @flags)
    @patterns.each { |pattern|
      return true if File.fnmatch?(pattern, str, flags)
    }
    false
  end

  alias === match?
  alias =~ match?

  def each
    @patterns.each { |pattern|
      Dir.glob(pattern, @flags).each { |f|
	yield f if match?(f)
      }
    }
  end
end

if __FILE__ == $0
  case "Hey"
  when Glob['h*', File::FNM_CASEFOLD]
    puts 'Hey!'
  end

  puts Glob['*.rb', '*.pl'].to_a
end