[ruby-dev:8251] Re: 例外を処理する 2 項演算子

松尾です。

Kazunori NISHI wrote:

> 十分です。確かに、捕捉する例外を指定できる方が便利ですが、既に議論され
> ているように引数の形式を考えると話が込み入って、複雑になってくる上に、
> 結果として「便利だけど長い名前」となって、今回の提案の意味がなくなり得
> るので、単なる演算子でいいと思います。

僕は指定できたほうが嬉しいです。ていうかぁ、例外を指定できるのなら使う
局面もあるかなぁ、と思って見ていました。


> 今回の動機は「どんな例外が起きても、とにかく、これをやって欲しい」とい
> う御気軽プログラミングの為なので、捕捉する例外を考慮するような場合には
> 不向きで、逆に言えば、そのような場合は、しっかりと「begin rescue end」
> で考えてプログラミングする必要がある、という気がします。
> 
> あくまで、「御気軽にプログラミングする為に、こういう表記もできるけど、
> 本当は "begin rescue end" でちゃんと書いた(考えた)方がいいよ」みたいな
> 位置付けでいいと思います。(warning が出てた頃の「?:」のような扱い？)

どうなんでしょう…。逆に、「例外の中身見ないで適当にやっちゃってしまう
プログラミング」を推奨しているように見えてしまわないかしら。言語が思想
を、でしたっけ?


>   クラス変数、yourself、...

クラス変数は欲しいです。

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別の話。

Ruby本も出たことだし、仕様の拡張にも多少保守的になったほうがいいんじゃ
ないかなぁ、とも感じていました。仕様拡張によってRubyの使って楽しい精神
は損なわれないのかもしれませんが、新たに学ぼうとする人にとって覚えるの
が面倒なぐらいの仕様の量にはなって欲しくないという気持ちです。

# どれぐらいが適量か、というのはわかりません。