[ruby-dev:7754] Re: [ruby-list:16313] Re: printf の $ について

福間@福岡 です。

元ネタは [ruby-list:16302] から始まるスレッドです。

記事 <[e-mail]> にて、
[e-mail] (Yukihiro Matsumoto) さんは書きました:

> もっともRubyのprintfって実際にはprintfそのままではないんで、
> スルーしてくれないから、$nが使えるプラットフォームでも対応で
> きないんですが、このRubyのprintf自身が$nに対応することそのも
> のは面倒であっても不可能ではないですね。
> 
> sprintf.cのGETARG()マクロとかを書き換えればできるのかなあ。
> しかし、当面私自身が手を付ける気は無いですね。
> 誰かやる？

ということでやってみました。
ほとんどFreeBSDのlibcの真似っこですが、引数リストが単なる VALUE の配列
なので、va_arg() を駆使しなければならない本物の printf(3) family に
比べれば随分楽でした。

  irb(main):001:0> sprintf("%s:%s", "foo", "bar")
  "foo:bar"
  irb(main):002:0> sprintf("%2$s:%1$s", "foo", "bar")
  "bar:foo"
  irb(main):003:0> sprintf("%*2$s", "foo", 5)        
  "  foo"
  irb(main):004:0> sprintf("%.*2$s", "bar", 2)
  "ba"
  irb(main):005:0> sprintf("%*4$1$s:%.*s", "foo", 1, "bar", -4)
  "foo :b"

あまりテストしていませんが、たぶん大丈夫だと思います。

# 大丈夫じゃないかなぁ。

# まちょっと覚悟は…

ただし、sprintf("%d", 1, 2) などに対するチェックは、面倒なのでとりあえず
無効化してしまいました。

  a) n$ が一度も使われていないときはチェックしてあげる。
  b) 真面目にフラグなどを立ててチェックする。

などの方法があるにはありますが…。

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 Yasuhiro Fukuma (福間 康弘) as Yasu.F @ Kitakyushu.Fukuoka.Japan
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 “今月の目標: 「盗聴に注意しましょう」”