[ruby-dev:7582] Re: make test failure on sunos

小松です。

In the message of [ruby-dev:7576] Re: make test failure on sunos
    on 1999/8/9 09:15:03 [e-mail] (Yukihiro Matsumoto) wrote:
||スクリプト (test.rb) の指定の仕方が絶対パスだと失敗して
||相対パスだと通るという症状で、
||
||    env CFLAGS='-g -Wall' ../configure --with-readline-dir=/usr/local \
||	--with-make-prog=gmake
||    env CFLAGS=-O2 ../configure --with-readline-dir=/usr/local \
||	--with-make-prog=gmake --enable-shared
||
||で作ったものはmake testが通ります。
|
|これまた変な話ですね。なにか変な領域をアクセスしてるのかなあ。

もうすこし追試してみました。

    Solaris 2.5.1 egcs-1.1.2  -O2      non-shared    再現
    Solaris 2.5.1 egcs-1.1.2  -g -O2   non-shared    再現
    Solaris 2.5.1 egcs-1.1.2  -g -O1   non-shared    再現せず
        (ただし、test.rbの755行目を下のように変えると再現)
	(なお、再現する場合は755行目を変えたものを使っても再現する)

    Solaris 2.5.1 egcs-1.1.2  -g -Wall non-shared    再現せず
    Solaris 2.5.1 egcs-1.1.2  -O2      enable-shared 再現せず

    Solaris 2.6   gcc-2.8.1   -O2      non-shared    再現
    Solaris 2.6   gcc-2.8.1   -g -O2   non-shared    再現

"-g -O2"や"-g -O1"で再現するのでgdb上でつかまえてみようとしましたが、
gdbからrunすると再現せず、sleepさせてattachしようかとおもって
test.rbの2行目をsleep 30にしてやっても再現しなくなってしまいます。

なんだかすごいシビアですね。

結局、ruby起動直後に^Zで止めて、gdbでattachしてからfgすれば
なんとか再現する状態でつかまえられました。
これで、ブレークポイントしかけて変数みるぐらいならできます。

# 問題は、何を調べればいいのかわからないということだが……

--- sample/test.rb.dist	Fri Jun 25 13:08:10 1999
+++ sample/test.rb	Mon Aug  9 20:21:23 1999
@@ -754,3 +754,3 @@
 
-if defined? Process.kill
+if false
   check "signal"

--
小松克行 / Katsuyuki Komatsu <[e-mail]>