[ruby-dev:12413] Re: reducing logical operation

えぐち＠エスアンドイー です。

>>> In message [ruby-dev:12400] Re: reducing logical operation
    On Fri, 9 Mar 2001 07:32:46 +0900, [e-mail] said:

> なかだです。
> 
> At Thu, 8 Mar 2001 03:22:03 +0900,
> EGUCHI Osamu <[e-mail]> wrote:
> > 	!a || !b	⇒ !(a && b)
> > 	!a && !b	⇒ !(a || b)
> > 
> > のどちらの簡略化も b の評価に違いはなかったですね。
> > どうも、交換則とゴッチャに考えてました。_o_
> 
>   安心しました。

御心配かけて済みません。

ドモルガンの定理の適用が実行順序を妨げないという事は、
今の実装に限定されないので、たぶん将来の仮想マシン版でも
検討する余地があると思います。

> > > > 論理式の簡略化は、実行速度にも貢献しそうですが、
> > > > 実行時スタックの消費を押える事になる事にも
> > > > メリットを見出せると思います。
> > > 
> > >   どっちかというとそっちの方しかなさそうな。
> > 
> > これはこれで非常に意味のある事ですよね。

トラバースの数を減らせるのもメリットの１つですね。
＃速度改善の一部ですけど。

>   でもパースの後であんまり凝ったことをしすぎると、
> 逆に遅くなったりとかあるかも。

現状の構文木を内包する ruby の実装ではこれがネックですね。
先行投資する価値があるかどうかという微妙な所です。

もし、仮想マシン版の ruby が外部バイトコード(バイトコードファイル)
をサポートするのであれば、コンパイルコストは回数でペイ出来る
とは思いますが、都度コンパイルでは大きな問題ですね。

  外部バイトコードって検討されているんでしょうか？

	えぐち