[ruby-dev:11763] Re: Ruby I18N 改め M17N

まつもと ゆきひろです

In message "[ruby-dev:11757] Re: Ruby I18N 改め M17N"
    on 00/12/15, "K.Kosako" <[e-mail]> writes:

|一つの方法は、
|RSTRING(obj)->ptrメンバに、
|実際の文字列を指す場合と、origを指す場合の二通りの状態を持たせて、
|それをObjectのflag情報で管理する方法です。
|今までRSTRING(obj)->ptrで文字列を参照している個所は、
|全部マクロに置き換える必要はありますが。
|
|もう一つの方法は、
|RSTRING(obj)->ptrは常に文字列の先頭を指してはいるけれど、
|origが存在する場合は、RSTRING(obj)->ptr - sizeof(VALUE)のアドレスに
|origの値をおいて置く方法です。
|(ruby_scope->local_varsと同じ方法です)
|
|orig関係がネストしてしまう場合があるとまずいですが、
|rb_str_dup()を少し修正して、rb_str_new3()を現状以外には
|使用しないようにすれば、そのような場合を除去できる
|ように思うのですが。
|
|struct mbstr_ctype* ctype を削るほうがいいのかな。

小迫さんって中身を読んでますねえ。すごいな。
さて、提案ですが、後者は将来オフセット共有を行いたいので、使
わないようにしたいと思います。前者は可能性はありますね。でも、
もうちょっと考えてみます。

                                まつもと ゆきひろ /:|)