[ruby-dev:43556] Re: yieldされたlambdaからのreturn/breakの動きについて

信岡です。

呼び出し側からするとメソッド内部で yield を使っているのか
どうかわからないので仕様として微妙な気もしますね。
以下のような 2 つのメソッド c1 と c2 を考えたとき、両方とも
同じ挙動であるべきなのではないかと思うのですが、実際は
異なる挙動をしてしまいます。。

議論の余地はあるのではないかと思います。

 def c1( &block )
   yield
   :method
 end
 def c2( &block )
   block.call()
   :method
 end

 # yield 呼び出しされると, proc と同じ扱い
 p c1( &->(){ return :return_lambda } ) rescue p $!
 p c1( &->(){ break  :break_lambda } ) rescue p $!
 # block.call() で呼び出されると lambda 本来の動き
 p c2( &->(){ return :return_lambda } ) rescue p $!
 p c2( &->(){ break  :break_lambda } ) rescue p $!

 $ ruby -v tmp.rb
 ruby 1.9.2p180 (2011-02-18 revision 30909) [x86_64-linux]
 #<LocalJumpError: unexpected return>
 #<LocalJumpError: break from proc-closure>
 :method
 :method

(最初の LocalJumpError は top レベルで return しようとしたため発生)

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信岡 ゆう (NOBUOKA Yu)