ruby-dev

　ひだかです。

At 2001/11/16 10:48:12 WATANABE Hirofumi wrote:
> わたなべです。
> 
> :これはどこをどうするのが正しい対処でしょう。とりあえず、-L. を
> :やめて、-L$(prefix)/bin にしてしまえば、無事、mingw32-ruby16.dll が
> :リンクできましたが、なんか違う気もしています。
> % cd /path/to/lib
> % ln -s ../mingw32-ruby16.dll .
> としてください。

　ですね。これが一番簡単そうでした。

> DLLからimport libraryを作ることも可能です。
> 例えば
> % objdump -p mingw32-ruby16.dll | \
>   ruby -ne 'BEGIN{puts "EXPORTS"};\
>   if /^\[Ordinal\/Name Pointer\] Table/ .. /^P/ then \
>     print $_.sub "^\t.* ", "" if /^\t/ \
>   end'>ruby.def
> % dlltool --input-def=ruby.def --dllname=mingw32-ruby16.dll \
>   --output-lib=libmingw32-ruby16.a
> という感じで。
> 要するにexportされてるsymbolがわかればimport libraryは簡単に作れます。

　import library の役割から調べないといけないのが弱いのですが。
というか、import library がなくても直接DLLはリンクできてしまうのですね。

> 実はmingw32版はbmingw pacakgeを使っていて、tarballを作るとき
> に-bmingwを-mno-cygwinに置換しているので、こうなります。
> -bmingwを残しとくとそれそれで文句が出るので、
> なるべく文句の出ないほうを選びました。

　あぁごめんなさい。ぼくも bmingw package は使っていて、
FXRuby 自身は gcc -bmingw でコンパイルしています。
というか -mno-cygwin では、iostream などが使えなくて、
そのための bmingw パッケージだと思っていました。

# FOX は(なぜか) gcc -mno-cygwin で作りましたが。

> :で、mkmf.rb を読む限りでは、rubyのバイナリ配布を使うことを
> :前提とすると、あとからオプションなどでいじる方法はないと
> :おもうのですが、これに対処するためには、mkmf.rb を直すのと、
> :rbconfig.rb を直してしまうのと、どちらがまっとうな道でしょうか？
> :というか、どこか他の設定で回避できるはずだったりしますか？
> -mdllをつけるつけないの話はrbconfig.rbで対処すべきだと考えます。
> ＃その前にFXRubyを作ってみないと話にならないか。

　とりあえず作ってみた方法は、あとでまとめるので少し
待ってもらえますか。FXRuby自体が mingw には対応していないので
extconf.rb の書き換えなども必要です。

# というか、お任せしたらぼくがやった方法より綺麗に
# 解決できちゃうかな(^^; ←こらこら

> :いまのところ ruby-1.6.5 だけで試してめげてしまったのですが、
> :ruby-1.7 系だと直っていたりしますか？(^^;
> 直ってないというか、mkmf.succが望まれているというか。

　なるほど。今回のような話（ってなんだかわかりませんが）も
視野に入っているのでしょうか。なんとなく統一インストーラが
必要、という話は理解できるのですが。

-- 
ひだかたかひろ

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