[ruby-list:29308] Array#separate ( Array#include! )

たけ(tk)です。

[ruby-list:29305] Re: Array#include! にて 
[e-mail] (Yukihiro Matsumoto) さん 曰く:
》で、「deleteにはdelete!がないので、そもそもその『説明』の対
》象でない(と書いた本人は思ってた)」[ruby-list:29275]という点
》について納得していただけたのでしょうか？

  了解しました。

　ところで、Array#delete_if の仕様を見て不思議に思ったのですが、delete 
や delete_at は「削除したもの」を返すのに、delete_if は「残ったもの」を
返すんですね。

　Array に「ブロックで与えられた条件に合致するものを元の配列から分離する」
というメソッドがないように思えました。仮に「separate」として、Ruby で書
くなら、次のようなもの。

	a=[1,2,3,4,5]
	b=a.separate{|i|(i%2)==0}
	p a	#	[1, 3, 5]
	p b	#	[2, 4]
 
　これがあれば引数にシンボルやハッシュが混在していても、次のように簡単に
分離できるのではないかと思い至りました。どうでしょう？。（既にあったらご
めんなさい）。

class Array
  def separate( &block )
    ret = self.select( &block )
    self.delete_if( &block )
    ret
  end
end

def foo (*args)
  args.each{|i| p i.type }
  symbols = args.separate{|i| i.is_a? Symbol}
  hashes  = args.separate{|i| i.is_a? Hash }
  p args,symbols,hashes
	##	[12, "ab"]
	##	[:cd]
	##	[{:ef=>1}]
end

foo 12,"ab",:cd , {:ef=>1}

たけ(tk)＝熊谷秀武